[ケアビジネスSHINKA論 Vol.734]

色々やっているのに、成果に結びつかないのは何故なのか?

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

先週は週の前半は東京、

後半は関西で様々打合せを行っておりました。

今週は、月~水曜までが北海道(札幌・旭川)。

14日は東京で終日打合せを行い、

15日は福島県郡山市へお邪魔します。

今週も楽しみながら、頑張ってまいりましょう!

では、本日もメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
■■
■■色々やっているのに、成果に結びつかないのは何故なのか?
■■
───────────────────────────────────

●先日、「様々な施策を打って組織を盛り上げようとしているのですが、なかなか職員の気持ちや行動が変わらなくて、、、、」と悩みを抱えている、東日本某地区の介護経営者の方とお話していた際、ふと、私の頭の中をよぎる言葉がありました。そこで、「ごめんなさい、今、
お話しながら直感的に思い出した言葉があるのですが、、、」と枕詞をつけつつ、その言葉を社長にお伝えさせていただいたところ、しばらくの沈黙の後、得心が行かれた表情で「正にそこが当社の大きな課題の一つなんでしょうね。重要テーマとして再度、部内で問題提起します」との言葉をいただきました。今日は、その時にふと浮かび、お伝えさせていただいた言葉を皆様にも共有させていただきます(ずいぶん以前のメルマガでもお伝えさせていただいた言葉ですが、以降、新たなメルマガ読者様も増えておりますので、あらためて共有させていただきますね。既にご存知の方は、再確認していただければと思います)。組織活性化の公式「R=f(Q,A)」についてです。

●R=Results(結果)。f=function(=関数)。Q=Quality(品質)。そして、最後のAは、Acceptance(受容度合い)です。日本語で訳すと、「求める結果が得られるかどうかは、そのために実施する施策の品質レベルと、(その施策をどこまで受け入れ、浸透させることが出来るか?という)組織や職員の受容レベルの掛け算で決まる」ということでしょうか。私はこの公式を今から約9年前、北欧最大のコンサルティング会社のCEOから教わりました。

●言葉の上っ面だけを捉えれば、「そんなの、当然じゃないか」と思われるかもしれません。しかし実際、自社で実施している施策の品質(=Quality)や、その品質・メッセージレベルと自社の職員の受容レベル(=Acceptance)、加えて施策全体の整合性等について一つ一つ吟味してみると、思わず顔が曇ってしまう、なんて方はいらっしゃいませんでしょうか?(実際、前述の経営者は、得心が行く前に、しばらく考え込んでしまわれました^^)

●多くの経営者は、自社が求める結果・求める状態を創り出すために、外部の専門家の知見も借りつつ、様々高品質な施策を企画・展開されていることと思います。しかし、自社の「受容レベル」を意識し、そのレベルに見合った施策設計をされている方は、意外に少ないような気がします。

●「色々頑張っているけれど、なかか成果に結びつかない。。。」とお感じの皆様は、自社の施策レベルと共に一度、自社の受容レベルを見定めてみては如何でしょう?その上で、職員が受容し、組織内に浸透しやすくするために、どんな工夫が考えられるでしょうか?ひょっとするとそこから、非常に価値ある気付きが生まれるかもしれませんね^^

───────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝8時30分より、東京駅近郊で、

某医療介護メディア様からの取材対応。

その後、調剤大手の某社と打合せ。

終了後に札幌へ向かい、夕方の打合せを
経て、

夜はとある方との懇親会&打合せに臨みます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。