おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。
ネスレ日本が、味の素から、高齢者向けの濃厚流動食の
事業を取得することが決まったようですね。
同社は同時に、医療機関向けの栄養補助食品の販売でも、
味の素との提携を発表しています。
昨日のメルマガでも触れましたが、今後、マーケットの
状況を見据えつつ、
様々な切り口から、ビッグネームの企業が我々の業界に
触手を伸ばしてくるものと思われます。
介護事業者としてはこのような動きに敏感になりつつ、
“何か自社にプラスに機能させられないか?”
と考えてみても面白いかもしれませんね。
では、上記視点を念頭に置きつつ、本日もメルマガの
中身に入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■他社サービスを活用し、新たな価値・魅力のアドオンを検討する。
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────────────────────────────参照元:日経MJ
●「家賃を払えば追加料金無しで電子書籍が読み放題になったり、英会話の授業が受けられたりする」-そんなサービスを大和ハウス工業が実施している、との記事が、先日に日経MJに掲載されていました。立地や間取りと言った「ハード」ではなく、入居者の生活を彩る「ソフト」を充実させることで、物件の魅力・差別化を高める―大変興味深い取り組みです。
●2015年以降、メニューに加えられたのは「電子書籍の読み放題」(15年8月~)、「英会話講座」(同12月~)、会社向けの「ビジネス講座」(16年2月15日~)等々。学生街なら電子書籍やネット、若い夫婦が多い地域なら英会話、というように、立地や入居者特性で内容を変えています。また、サービス付き賃貸住宅という呼び名から「サツキ」というブランド名までもが出てきているのだとか(どっかで聞いたことのある響きですね^^)。
●顧客の特性に応じ、他社資源・サービスとの連携も視野に、新たな魅力・価値のアドオン(上乗せ)を検討する。この視点、ご利用者やご家族に対してはもちろんの事、人財採用・定着においても応用が効く発想かもしれません。
●上記の一例として、私事で恐縮ですが、私は以前、自身が経営する事業所において、福利厚生サービスを提供する事業者と契約し、職員の福利厚生の充実を図ろうとしていました。一般業界から見れば特段、珍しい発想という訳ではありませんが、介護業界、しかも我々のような小規模事業所でそのような取り組みを行っている事業所は極めて珍しく、それだけでも、同業他社から見れば(そのようなサービスを導入する、という姿勢も含め)「差別化ポイント」として映っていたようです
●サービスを提供しているご利用者、もしくは、職員の顔を思い浮かべつつ、何か、他社との連携の上、自社の「魅力向上」「差別化」につながるアイデアは思いつきませんでしょうか?是非、一度、そんな視点で周辺サービスを見つめてみても面白いかもしれませんね^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、都心にて終日、デスクワーク&打合せ。
終了後、明日のセミナー開催地、静岡へ向かいます。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。