おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の原田匡です。
先日発刊された「日経ヘルスケア」1月号の記事
“進路選択!地域密着型通所介護”
に、私のコメントが掲載されました(ほんの少しですが)。
最近、この話題に対するコメントを求められることが多く、
他誌でも取材をお受けする機会が増えています。
医療・介護系の雑誌の中では異色の切り口からコメントをするせいか、
(報酬云々には全く触れないので)
編集方針に合わず、割愛されることもあるようですが^^、
これからも
「今、事業者様にとって何が必要・重要か」
という信念をブラさず発信してまいりますので、
皆様、何卒宜しくお願い申し上げます。
(コメントを掲載して下さった日経ヘルスケア誌様には感謝です)
では、今日もメルマガの中身に入らせていただきます。
今日のSHINKAのテーマは、
「新たな取り組みを始める際に必要な視点」
についてです。
今日の視点────────────────────────────────
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■■関わる全ての方(ステークホルダー)にとっての「WIN」を考える
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──────────────────────────出典元:けあNews
●帯広市にある社会福祉法人光寿会が、運営する地域密着型介護老人福祉施設
「アルペジオ」への短期入所申し込みにウェブ予約システムを取り入れた、
とのニュースを先日、拝見しました。
●他産業では当たり前のように行われている「ネット予約」ですが、
ITを有効活用できているケースがまだまだ少ない介護業界においては、
「大変画期的な動き」だ、と申し上げても
差し支えないのではないでしょうか。
●特に突発的な利用ニーズも発生しやすい「ショートステイ事業」
という特性を考えた場合、「スマートフォンやタブレットで、
いつでもどこでも空き状況を確認・申込出来る」という取り組みは、
利用するご家族の立場からすれば、とても価値高く、
有意義な取り組みである、と個人的には思います。
●しかし、介護事業は他産業とは異なり、「顧客が直接利用申込を行う」
システムにはなっておらず、ケアマネージャーを介しての申込が
基本となっています(現場では異なる形態を採る場合も
若干見受けられますが^^)。
その意味では、申込主体者(担当者)となるケアマネージャーにとっての
利用価値・利便性は果たしてどうなのでしょうか?
ここでは詳しく触れませんが、現場感覚からすれば、プラスの側面、
マイナスの側面、両方が考えられるのでは?と推察します。
●勿論、この取り組みを否定するつもりは毛頭なく、顧客価値向上の
観点からも、とても素晴らしい動きであることは間違いありません。
その意味でも、今後、運用を重ね、「ご利用者・ご家族」
「ケアマネージャー」「事業者」3者にとってより有意義なスキームと
なるよう、光寿会様には更なる検証・ブラッシュアップを
期待したいと思います。
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日も終日、都心でデスクワーク&関係各社様への電話ご挨拶の後、
夕方から、「科学的介護経営CD/DVD」シリーズ録音のため、
スタジオ入りします。
4時間も窓がない部屋にいるのはきついですが^^、
視聴いただいている全国の皆様のお役に立てるよう頑張ってまいります。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。