[ケアビジネスSHINKA論 Vol.670]

目標業績を達成させる方法。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

3連休が明け、

いよいよ2016年が本格始動となりますね。

私の今週は、今年の自身のテーマである

“熟思・考動”

のスピードアップを意識しつつ、

来週から始まる出張に向け、様々なデスクワークや
雑誌の連載執筆等を行う予定です。

では、今日もメルマガの中身に入らせて
いただきます。

今日のSHINKAのテーマは、

「KPI」です。

今日の視点──────────────────────────
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■■自社の「KPI」は何か?
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●先日、某訪問介護事業者の方と、「どのような業績管理が効果的か」
という件について、意見交換を行う機会がありました。

●そこで、「KPI」の視点から、とある事業者様の事例を紹介したところ、
「なるほど、大いに参考になった。早速、導入を検討してみる」との言葉を
いただきました。

●ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、KPIとは「Key
Performance Indicator」、組織のパフォーマンス(目標)達成を
実現させるためのプロセス指標、という意味です。

●換言すると、「この指標を日々、追いかけ、積み重ねていけば、必ず目標
数値に到達する」そんな指標だ、ということですね。
その意味では、日々の活動の中では「最終目標数値」と同等、或いは
それ以上に重要な指標だ、と言えるのかもしれません。

●例えば、話題として例示した、とある訪問介護事業経営者は、
最終数値目標を「税引前利益30%」と設定し(かなり凄い数字ですよね^^)
その為のKPI設定を、主に外食産業で用いられている
「人時売上高(=総売上高÷総労働時間)」という指標を使って定義し、
日々、細やかな管理を行い、翌日以降の動きにつなげています。

●具体的な数字で言うと、同事業所のKPIは、「人時売上高目標
4,500円(サービス提供責任者1名あたり)」というものでした
(当然ですが、職員の待機時間も込みの総労働時間です)。
これを日々、意識して達成できれば、目標利益に到達できる、
という判断です。(勿論、結果から逆算する等、明確な根拠を伴った数字
である事は言うまでもありません)

●「結果」は「プロセス(過程)」の積み重ねでしか実現出来ません。
自社にとっての「KPI」は一体何なのか?
他産業の指標も参考にしながら、幹部を交え、あらためて議論を
試みてみてもいいかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は終日、都心でデスクワーク。

「科学的介護経営CD/DVD」の次なる先進事例インタビュー
等の段取りと共に、

前述の通り雑誌の連載執筆、

並びに全国の介護事業者様への電話連絡・相談を
10件程度行います。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。