[ケアビジネスSHINKA論 Vol.659]

CCRC最終報告書の概要。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

先週末の11日、

“日本CCRC有識者会議”

の最終報告書が、

石破大臣に提出されたようですね。

是非、皆様にも概要を共有致したく、

本日のメルマガでご紹介させていただき
たいと思います。

産経オンラインからの抜粋です。

“高齢者の地方移住、対象“50代以上”
に引き下げ

“お試し居住”も提起

日本版CCRC有識者会議が最終報告”

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高齢者の地方への移住を促す

“生涯活躍のまち(日本版CCRC)”

構想を議論してきた政府の有識者会議
(座長・増田寛也元総務相)は11日、

最終報告書を取りまとめ、

石破茂地方創生担当相に提出した。

8月の中間報告で

“65歳以上”

としていたCCRCへの移住対象者を

“50代以上”

に引き下げたことが柱。

幅広い年齢層のコミュニティーを形成し、

持続的な安定性を持たせる狙いがある。

CCRCは特別養護老人ホームなど既存の
福祉施設とは異なり、

健康なうちから地方に移住して作る
新しいコミュニティーのこと。

移住後は地域社会の一員として積極的な
社会参加が期待されている。

石破氏は報告書を受け取った後、

記者団に対し

「東京の過度な一極集中を是正し、

地方に活力や人の流れを作っていく。

構想実現に向けて努力したい」

と述べた。

最終報告書の内容は、

平成31年度までの地方創生に関する施策の
方向性を示した国の

“総合戦略”

に反映させ、

来年度以降に必要な法整備などを行う。

内閣官房に

“生涯活躍のまち支援チーム(仮称)”

を来年1月にも設置し、

事業を普及させることも盛り込んだ。

有識者会議は、

地方への移住構想について

“あくまでも住み替えの意向のある高齢者の
希望実現を図る選択肢の一つ”

と位置付けた。

“意向に反し移住を進めるものではない”

とも強調し、

高齢者の地方移住に

“姥(うば)捨て山”

との批判があることに配慮した。

報告書では、

希望する移住先に短期的に住む

“お試し居住”

の機会を設けるように提起。

費用に関しては、

高齢者夫婦の厚生年金の標準的な年金
月額

“約21万8千円”

で生活できるような水準を想定した。

また、移住資金を確保できるよう、

高齢者が所有する住宅を若年層に売却や
貸し付けをする

“住み替えサービス”

の必要性も指摘。

移住先で生きがいを持って暮らすため、

就労や社会活動などを斡旋するサービス
の提供にも触れた。

こうしたアクティブシニア(活動的な高齢者)
の活動を支えるとともに、

介護が必要になった場合でも地域の医療・介護
サービスを継続的に受けられるよう求めた。

受け入れ側の地方自治体に対しては、

介護保険料の負担が重くならないよう介護保険の
財政調整制度の強化を促した。

政府によると、

CCRCに取り組みたいという自治体は全体の14.7%に
当たる

“263”

に上る。

※引用元サイト

http://www.sankei.com/politics/news/151212/plt1512120011-n2.html

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“我が町でCCRCを展開したい”

とお考えの法人様にとっては、

要注目の情報かもしれませんね。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、都心で終日、打合せが続きます。

今日は、高松市でセミナー。

終了後、松山へ移動です。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。