[ケアビジネスSHINKA論 Vol.632]

運営書類が半分になるかも?

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

先日、

是非、皆様にも共有したいな、

と感じた記事を読みましたので、

本日のメルマガでご紹介させていただき
たいと思います。

塩崎厚生労働大臣の発言に関する記事です。

“「介護はペーパーワークが多い」
塩崎厚労相、書類半減を目指す方針”

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

塩崎恭久厚生労働相は5日、

介護の現場を支えている職員の負担を軽減する
ための施策の一環として、

日々の業務で課せられる書類の半減を目指す
方針を示した。

介護保険のルールの見直しに加えて、

最新のハード・ソフトの導入による効率化を後押し
して実現につなげる考え。

煩雑な事務を省いて労働環境を改善し、

サービスの充実や

“介護離職ゼロ”

に結びつける狙いだ。

塩崎厚労相はこの日、

ロボットを含めた新しい介護機器を積極的に
取り入れている都内の特養を視察。

施設の職員などからレクチャーを受けつつ、

実際にそれぞれの性能を体験してまわった。

視察後には取材に応じ、

「『介護離職ゼロ』のためにはサービスを提供する
側の改革も不可欠。

新たな技術をうまく使っていかなければならない
と改めて感じた。

我々もしっかりバックアップしていきたい」

と語った。

そのうえで、

「現場からはペーパーワークが多くて大変だとも
言われてきた」

と事務負担にも言及。

「たくさん作らなければならない介護の書類を、

できれば半分くらいまで減らしていけないか
検討している。

それは職員と利用者の双方にとって良い。

最新の仕組みに触れた今日の視察ではヒントが
得られた」

などと述べた。

※引用元サイト

http://www.joint-kaigo.com/social/pg1751.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・・・・・・・・・・・・・・・・

ケアマネジメントの精緻化、

ケアプロセスの可視化、

という点からも、

運営記録は介護にとって、

とても重要なものだ、

ということは間違いないと思いますが、

特に中小規模の介護事業所にとって、

それらが現場業務の大きな負担になっている、

ということも事実でしょう。

その意味でも、

“できれば半分くらいまで減らしていけないか
検討している”

と大臣自らが発言されたことは、

業界にとって、とても好ましい話ではないか、

と感じる次第です。

ICT(=情報・通信に関する技術)の活用と
共に、

そもそも、現状の書類の必要・不必要を見直す。

労働環境整備・生産性向上等の面からも、

早く現実化・具体化して欲しいものですね。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、終日、都心で打合せが続きます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。