[ケアビジネスSHINKA論 Vol.625]

こういう動き、もっと拡まってほしいですね。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

先日、とても興味深く、

業界にとって好ましい動きだな、

と感じる記事に出会いました。

こういう動きがもっと加速していけば
いいのになぁ、

という想いのもと、

本日のメルマガで皆様にご紹介させて
いただきたく思います。

信濃毎日新聞に取り上げられていた、

長野県の、とある企業のニュースです。

“介護の現場でロボット活用

長野のロゴス 専用アプリ開発中”

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システム開発のロゴス(長野市)は、

ロボット事業に参入する。

ソフトバンクの人型ロボット

“Pepper(ペッパー)”

を介護現場で利用できるようにする専用アプリ
(応用ソフト)を開発中で、

運動の指導や入居者との会話を円滑にして
担当者の業務を手助けする。

介護業界は深刻な人材不足に直面しているため、

1年以内にグループが展開する介護施設で
実用化を目指す。

アプリを外部にも販売して需要を取り込む。

ペッパーは、複数のセンサーで相手の感情を読み取って
会話ができる最新のロボット。

搭載済みの基本アプリで動くほか、

一般業者も独自のアプリを開発して機能を増やせる
のが特徴だ。

6月に一般販売が始まり、

本体価格は21万3,840円。

ロゴスは1体を購入した。

ロゴスは、ペッパーの会話能力や購入後にアプリを
通じて機能を強化できる点に着目。

アプリ開発の専任技術者1人を9月に中途採用し、

お年寄りと会話が弾むようなアプリ開発を進めて
いる。

腕や腰などの動かし方を工夫して、

軽い運動などのレクリエーションの際にも活用
できるようにする考えだ。

ロゴスはグループ企業が上田市で展開するデイサービス
施設併設の有料老人ホーム

“ソレイユ暖暖(だんだん)”

で試験運用し、

改良しながら他の施設にも広げる。

ペッパーを購入済みの事業者にはアプリを購入して
もらい、

新たな収益源とする計画だ。

ロゴスのグループ全体の年間売上高は約5億
6千万円で、

従業員は約70人。

経営の多角化を進め、

2006年にフィットネスクラブの運営、

11年に介護事業をそれぞれ始めている。

※引用元サイト

http://www.shinmai.co.jp/news/20151027/KT151026BSI090004000.php

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とても楽しみな動きですよね。

2000年の介護保険制度導入以降、

別の本業を持つ、

或いは、本業を鞍替えして介護事業に
取り組む企業が増えてきているものの、

“本業知見×介護知見”

の掛け算で、

業界に新たなイノベーションを起こそうと
する企業は、

まだそれほど多くないような気がしています。

自社で介護事業を実際に経営している、

或いは、経営していた、

という経験は、

企業にとって

“大きな資産”

であることは間違いありません。

業界全体の変化が益々大きくなる一方、

“利便性向上”

“生産性向上”

“労働環境整備”

等々、介護現場には解決しなければならない課題が
横たわっています。

“自社だからこそ生み出せる

“イノベーション”

はないだろうか?”

是非、そんな視点を持ち、

業界の

“内側”

からも、

どんどん業界全体の

“イノベーション”

を加速させていきたいものですね。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、宮崎県宮崎市でセミナーです。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。