[ケアビジネスSHINKA論 Vol.624]

興味深い記事に出会いました。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

先日のニュースで、

当たり前と言えば当たり前だけど、

でも、よく考えると面白いな、

と感じる記事に出会いました。

是非、皆様にも共有致したく、

今日のメルマガでご紹介させていただきます。

“ふだん笑わない高齢者ほど「健康状態悪い”

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ふだんほとんど笑わない高齢者は、

よく笑う高齢者と比べて、

健康状態が悪いと感じる人が1.5倍以上に上る
ことが、

千葉大学などの研究グループの調査で分かり、

研究グループは

“笑い”

が健康に役立つ可能性を示すものだとしています。

高齢者の健康問題について研究している千葉大学や
東京大学などのグループは、

全国の65歳以上の高齢者2万人余りを対象に、

笑いと健康状態の関係について調査しました。

日常生活で声を出して笑う頻度を尋ねたところ、

“ほぼ毎日”

と答えた人は男性で38%、

女性が49%で、

“ほとんどない”

と答えた人は男性で10%、女性で5%でした。

次に、笑いの頻度に応じて健康状態を分析
すると、

“ほとんど笑わない”

人が

“健康状態が悪い”

と答えた割合は、

“ほぼ毎日笑う”

場合と比べ男性で1.54倍、

女性で1.78倍になりました。

従来の調査で、

“健康状態が悪い”

と答える人はその後寝たきりとなる割合や
死亡率が高くなることが分かっていて、

研究グループは

“笑い”

が健康に役立つ可能性を示すものだとしています。

千葉大学予防医学センターの近藤克則教授は

「笑いと健康の密接な関係が示された。

メカニズムについてはさらに調べる必要があるが、

高齢者は笑いを心がけてほしい」

と話しています。

健康のために、

高齢者に笑ってもらおうというさまざまな活動が、

各地で広がっています。

このうち、千葉県流山市の高齢者の交流施設では、

去年から、月に2回行われている

“笑いヨガ”

の講座が人気を集めています。

“笑いヨガ”

とは、

ヨガの呼吸法を取り入れた体操でさまざまな
ポーズを取りながら、

参加者全員が大きな声で笑うものです。

大声で笑うと、

大きく息を吸ったり吐いたりして体の筋肉を
使うため、

ふだんあまり体を動かさないお年寄りにとっては、

適度な運動になるということです。

去年から参加している80歳の男性は、

「声を出して笑うと運動でエネルギーを使い、

体にいいような気がして、ずっと続けています」

と話していました。

※引用元サイト

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151026/k10010282301000.html

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以前、とあるデイサービスの経営者と

“自社のサービスの価値は何か?”

についてディスカッションしていた際、

その方は、

“亡くなる最期の時まで、笑顔でいて
いただけること”

とおっしゃっていました。
(とても素晴らしい提供価値ですよね)

そんなことを思い出しながら、

“当たり前と言えば当たり前”

だけど、

“どれだけ日々、意識できているだろう?”

“科学的な根拠もあるかもしれないことを
含め、

より、現場で意識されていけば、

どれだけの価値・効果が生まれるだろう?”

という想いがふと、

私の頭の中でよぎりました。

この記事を読んでいただいた皆様の
中には、

ひょっとすると、私と同じように、

何かを

“感じた”

方々もいらっしゃるかもしれません。

そんな方々は、是非、

もう少し時間を取って、

“笑い”

について、

より腹に落とし込んでもいいのかも
しれませんね^^

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、終日、都内で打合せ&デスクワーク。

夕方から、明日のセミナー開催地、

宮崎へ飛びます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。