[ケアビジネスSHINKA論 Vol.616]

“新・3本の矢”に関する新たな動き。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

先日、

“介護離職ゼロを目指した特養増設”

を含んだ

“新・3本の矢”

のスケジュール感に関する記事が出て
いましたね。

今日は、そちらの記事を皆様に共有
させていただきたいと思います。

“一億総活躍、11月末に緊急対策

介護休暇取得など促す

担当相の諮問会議参加を検討”

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安倍晋三首相は週内に、

誰もが活躍できる

“一億総活躍社会”

の実現に向け、

11月末までに緊急対策をとりまとめるよう
加藤勝信一億総活躍相に指示する。

人口維持のための少子高齢化対策や、

子育てと仕事との両立支援策などが柱となる
見込み。

総活躍相を経済財政諮問会議に常時出席させる
ことも検討し、

第3次安倍改造内閣の看板政策の肉付けを急ぐ。

総活躍相は11日のNHK番組で

「少子高齢化の中で国民一人ひとりが持ちうる
力を発揮して活躍してもらう。

それが強い経済や人口1億人を保つことにつながる」

と強調した。

具体策として

「これから団塊の世代が高齢化するなか、

いかに健康に長寿化してもらうかは大きな
ポイントだ」

と指摘。

企業に介護休暇を取りやすい環境を整えるよう
促す考えも示した。

関係する政策は多くの省庁にまたがり、

財政措置も必要になる。

このため2016年度予算を編成する12月より
前の11月末に緊急対策を取りまとめる。

規制改革や民間の融資・出資の促進策など財政措置
によらない対策を検討するとともに、

財政措置は16年度予算案に盛り込む。

総活躍相は緊急対策のとりまとめに先立ち、

10月下旬に有識者らと関係閣僚で構成する

“一億総活躍国民会議”

を立ち上げる。

関係閣僚のほか学識経験者ら計20人前後を想定し、

人選を急ぐ。

16年5月末までに、

20年ごろを見据えた具体策を盛り込む

“日本一億総活躍プラン”

を策定する段取りを描く。

加藤総活躍相は衆院当選5回で、

ほかの閣僚は当選回数でみると

“先輩”

が多い。

首相は経済財政諮問会議に総活躍相を常時出席させ、

同会議を主な舞台に調整を進める。

同会議は首相と閣僚5人に民間議員を加えた計11人
からなる。

総活躍相を正式議員にするには内閣府設置法の
改正が必要で、

当面は臨時議員扱いとし、

法改正の必要があるか検討する。

一億総活躍社会の実現は、

来年夏の参院選をにらんで自民党の基盤が弱い
有権者の層を取り込む戦略でもある。

世論調査を見ると、

特に女性の内閣支持率は男性より低い。

一億総活躍社会を具体的にイメージできる国民は
まだ少ない。

閣僚からも

「突然登場した概念だ。

国民に戸惑いが全くないとは思わない」
(石破茂地方創生相)

といった指摘が出ている。

数値目標は首相自身が

“野心的な目標”

と認める通り、

達成は簡単ではない。

どこまで新味で実効性のある内容を打ち出せる
かが改造内閣の勢いに影響を与えそうだ。

※引用元サイト

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS11H2V_R11C15A0PE8000/

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緊急対策提言は

“2015年11月末”

とのこと。

大きな影響力を及ぼす可能性が高い
本情報、

介護事業者として、

しっかりウォッチしておいた方が
いいかもしれませんね。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、福島県郡山市でセミナーです。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。