おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。
先日、
スポーツクラブを中心に展開し、
デイサービスも経営している
“株式会社ルネッサンス”
について、
興味深い記事を読みました。
是非、本内容も皆様に共有したく、
本日のメルマガでご紹介させていただき
ます。
“ルネサンス 若い女性からシニア層に
照準転換 高齢社会へ合わせた経営模索”
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全国に130余りのスポーツクラブを運営する
“ルネサンス”
は1979年に創業した。
実は全く畑違いの、
大日本インキ化学工業(現DIC)の社内
ベンチャー企業からのスタートだった。
「当時中堅社員だった斎藤敏一現会長が、
インドアテニススクールを企画し起業しました。
以後本格的なスポーツクラブに発展、
東証一部上場も果たしました」
と吉田正昭社長は語る。
「当社の特徴は、
同業者が若い女性を主要ターゲットにおいて
いた時代から、
シニア層に照準を合わせていたことです。
94年に業界に先駆けて、
60歳以上を対象に割引するシニア会員制度を
始めました」(吉田社長)
現在、会員のおよそ半数が50代以上、
「GS世代」
(※文末注記)
以上で3割近くに達する。
「リタイア世代は生真面目な方が多く、
週6回通う方もいます。
スポーツクラブにとって、
経営の大切なポイントは、
“継続して通い続けていただくこと”
ですから、
大変ありがたいお客さまです」
(吉田社長)
“GS世代”
にとってスポーツクラブは
“第二の会社”
のようなものかもしれない、
と吉田社長は言う。
「リタイアしても皆さん本当にお元気で、
体力強化に取り組んでいます。
ジム仲間とのお付き合いを拝見していると、
リーダー的役割の方、
根回しタイプの方とか、
サラリーマン時代からの特質がなんとなく
感じられるのも興味深いです」
(吉田社長)
今後は、
アンチエイジングの合宿や、
新たな目標を見いだす旅を絡ませた新しい
事業領域にも取り組んでいきたい、
と吉田社長は語る。
「マスターズ水泳やマラソン大会などへの
参加はさらに増えると見込まれます。
高齢社会の進展のなかでもローコスト経営で
成り立つ、
小規模店舗の開発などで新たな出店余地も探りたい
と思います。
また、日本的スポーツクラブを、
アジアに広めていく可能性を探っていきます」
(吉田社長)
すでにルネサンスはベトナムに進出しているが、
水難事故が多く泳げない人が多い途上国には
大きな発展の可能性を感じているという。
ルネサンスという社名は
“生きがい創造企業”
に由来する。
高齢社会にあってどう生きがいを創造提案できるか、
ここにさらなる成長のカギがある。
※GS世代
↓
可処分所得の高い
“黄金の60代(ゴールデンシックスティーズ)”
の略。
グループサウンズ世代も意識したネーミング。
※引用元サイト
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http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20151001/ecn1510010830001-n1.htm
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“シニア会員制度”
を94年から始めるところ、
目のつけどころが、
さすがだなぁ、
と感じます。
今後、
“アクティブシニア”
から
“要介護”
まで、
継ぎ目なく、
様々なサポートを展開しようと
考えている同社の戦略、
総合事業等含め、
“軽度者”
“認定外高齢者”
向けのサービスを模索している事業者の皆様に
とって、
参考になるところも多いのでは、
と思い、
共有させていただきました。
一つのカギは、
最近よく言われている言葉ではありますが、
如何にして
“社会参加”
を促進させていくか、
ということかもしれません。
ルネッサンスはどんな切り口で、今後、
ご高齢者の
“社会参加”
を促進していくのか?
今以上に参考になる事例が色々、
出てくることを含め、
目が離せない企業の一つかもしれませんね。
以上、何かのお役にたてれば幸いです。
今日は、福井県にてセミナーです。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。