おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
財務大臣の諮問機関「財政制度等審議会」は2日、
来年度予算の編成に向けた意見書をまとめたようですね。
「テクノロジーの活用や経営の大規模化などによる業務の
効率化が不可欠で、
その効率化分を賃上げの原資としていくことが重要」
との意見。
我々はどう受け止めるべきでしょう?
関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。
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では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■先週の意見交換を通じて感じた雑感。
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●先週は京都・明石・大阪・奈良への出張。関西方面で様々な福祉経営者の皆様とお会い
し、様々な意見交換をさせていただいたのですが、その中で“協働化”をテーマにしたディ
スカッションが偶然にも3件続いたのには驚きでした^^
●最近は“協働化”という言葉がよく聞かれますが、私の手元資料を遡る限り、このテーマ
の源流は医療の流れから派生し、2013年頃から出てきた“非営利ホールディングカンパニ
ー型法人”だったかと記憶しています(検討会等を経て2014年6月の「日本再興戦略改訂
版」にて明記。ちなみに提唱者は2005年頃から提唱されていたそうです^^)。
●その後、様々な議論が為され、2022年に“社会福祉連携推進法人”という制度が創設され
るに至った訳ですが、制度は確立されたものの、これがなかなか進んでいない様子。そん
な中、2040年というマイルストーンがあらためて設定され、“現在”から“近未来”に視点を
移す中、俄かにこのテーマが現実味を帯びてきた、ということなのかもしれません。
●「確かに昔に比べれば厳しくなってきたかもしれないが、“現在”だけを見れば実際になん
とかやりくり出来ていることを含め、それほど危機感は感じない」「しかし果たして5年後、
10年後、15年後を見据えた場合、自法人の存続は“大丈夫”と言い切れるのだろうか?」・・・・
●そんな想いを抱き、そこはかとない不安に覆われつつある経営者の方が増えてきている、
というこなのかもしれません(業界全体に“進化圧”がかかり始めている、という点にお
いては、決して悪くない流れだと個人的には思いますが)。
●最近上書きした弊社のビジョンには、「制度に翻弄されることなく、社会性と経済性の
両立を本気で志す介護・福祉事業者に向けて、現場のリアルに根ざした実践的な知恵や経
営のヒントを提供すると共に、挑戦する事業者を後押しするツールや新規事業を創り出す」
という言葉が入っています。
●この精神に則り、我々だからこそ実現出来る未来づくりにあらためて注力したいな、と
あらためて感じ再認識・再確認を覚えた、そんな先週の一時でした^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、早朝の電車にて、
福岡市内から別府(大分)へ移動。
午前中は午後のセミナーに備えた準備を行い、
午後は別府市内で“海外人財”をテーマにしたセミナーです。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。