おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
先週のメルマガでご紹介させていただいた、
総合経済対策。
先日、その裏付けとなる補正予算案が公表されましたね。
経営者・幹部の皆様にとっては要注目の情報かもしれません。
関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。
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https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25hosei/index.html
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では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■拠点ごとの運営品質のバラつきを減らすために。
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●先日、甲信越地区の福祉事業者経営幹部の方と意見交換させていただいた時の事。「事
業所を複数展開してきたが、拠点の運営品質にバラツキが生まれてしまっている」「我々
のサービスの基本的な考え方を理解できていない事業所がある」だから、基準となる“運営
マニュアル”をつくりたい、という話を伺う機会がありました。
●お気持はよく分かるよなぁ、確かに拠点が拡がれば、口伝だけでは難しくなるかもなぁ、
などと共感しつつ、でも、そのバラツキを解消するためにはとても重要なポイントがある
よなぁ、と思い、
●「せっかく時間をかけて取り組むなら、より効果的な取組になって欲しい」という想い
のもと、甚だお節介かと思いつつ、「既にお考えの事かと思いますが・・・・」と枕詞を付け
つつ、とある視点をご提供したところ、
●「おぼろげながら考えてはいたが、そこまで明確に言語化出来ていなかった」「これで
より一層意識することが出来、最終アウトプットに対する品質チェックも行うことが出来
るようになる」と大変喜んでいただくことが出来ました(お節介にならず良かったです^^)。
●ちなみに私がお伝えしたのは、「“知(ナレッジ)”を揃えていくためには、“形式知(知
識やスキル、コンピテンシーetc)”というものと“暗黙知(価値観や意欲etc)”というもの
があることを先ずもって認識しておく必要がある」ということ(読者によっては釈迦に説
法の方もいらっしゃるかもしれず、その場合は予めお詫び申し上げますね^^)
●「例えば氷山に例えるなら、形式知は海面から上の部分で目に見えやすいが、暗黙知は
海面から下の部分であるとも言える」「今回の運営マニュアルづくりにおいても“形式知”
と“暗黙知”の両面からのアプローチを意識して作成する必要がある」
●「また、企業という枠組み・単位で考えた場合、暗黙知の源泉は間違いなく“ミッション
・ビジョン・バリュー”である」「そことの連動性・一貫性を持って運営マニュアルづくり
を行えば、実効性が高い、有意義なマニュアルがつくれるのではないか。是非、頑張って
ください」というものでした・・・・
●・・・・さて、上記視点、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?少しでも心
に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、「自社の基準書・マニュアルは
果たして“形式知”と“暗黙知”両面を取りめているだろうか?」と再確認をいただいて
も有意義かもしれませんね^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、京都市内のホテルにて、
午前中は3本のオンラインミーティング。
午後は、京都市内で1件、
お会いする度いつも様々な気付きをいただいている、
某社会福祉法人の理事長とのご面談。
終了後は明石(兵庫)へ飛び、
播州地区の福祉経営幹部の方と年末恒例の忘年会。
終了後、明日の仕事場所である大阪へ移動します。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。