[ケアビジネスSHINKA論 Vol.3020]

あらためてご確認いただければ幸いです。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「病院の給与水準について、12年前の前回調査(2012年度調査)と比べると、
基本給の増加額は“5868円(2.3%)”にとどまっている」

・・・・

先月24日に公表された、

「看護職員の賃金に関する実態調査」による結果だそうです。

介護職員との比較を一概に行うことはやるべきではないと思いますが、

それでも・・・・

とも思ってしまいますね(汗)。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.nurse.or.jp/home/assets/20250624_nl02.pdf

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■あらためてご確認いただければ幸いです。
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●先日、関西地区の福祉経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。話の流れ
の中で今年の“骨太方針2025”の話題が出たのですが、「量が多いし、読みづらい言葉ば
かりだし、そんな時間もないし・・・・」との言葉のもと、結論、“読み込めていない”との、
非常に現実的なお話を伺う機会がありました。

●本メルマガの冒頭部分では基本、行政関連の情報を載せることも多く、そこでも“骨太
方針2025”のリンクを張り付けてはいたのですが、とはいえ、A社長のような状態の方も
いらっしゃるかもしれない?という想いのもと、

●本日は是非、特に高齢者介護事業者に関連が深いであろう内容の一部(最低限、ここだ
け抑えておいていただければ先ずは大丈夫かな、と感じる部分)を皆様にも共有させてい
ただきたく思います。是非、ご確認下さいませ(「中長期的な介護提供体制の確保等」と
いう段の抜粋についてです(骨太方針のp40)。

●「医療・介護ニーズを抱える高齢者や独居高齢者が増加する中、要介護状態や認知症に
なっても住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、中長期的な介護サービス提供体制の確
保のための方向性を2025年中にまとめる」

●「具体的には、2040年以降を見据え、人口減少や高齢化の進展によるサービス需要の地
域差に応じ、中山間地域での柔軟な対応など各地域で地域包括ケアシステムを深化させる
ための方策を整理しつつ、」

●「地域医療構想を踏まえた医療・介護連携や介護予防の強力な推進、質の高いケアマネ
ジメントの実現を含めた多職種間の連携や相談体制の充実、介護テクノロジーの社会実装
に向けた実証・導入・伴走支援による生産性向上、」

●「事業者間の連携・協働化や大規模化の経営改善の取組や、ワーキングケアラーへの対
応など官民連携による介護保険外サービスの普及、外国人を含む介護人材の確保・定着を
支援する。」

●「有料老人ホームの運営やサービスの透明性と質を確保する。介護保険制度について、
利用者負担の判断基準の見直し等の給付と負担の見直しに関する課題について、2025年
末までに結論が得られるよう検討する」・・・・

※あらためて、骨太方針2025(経済財政運営と改革の基本方針2025)のリンクはこちら

https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/honebuto/2025/2025_basicpolicies_ja.pdf

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中はのんびり、1件のオンライン打合せ。

午後は、東京都心にて、

1件のオンラインミーティング、及び1件のリアル面談を行います。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。