おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
厚労省は6日、1問のみですが、
ケアプランの様式の記載方法に関するQ&Aを新たに公表していましたね。
「居宅サービス計画書の様式について、「用具名称(機種名)」や
「TAISコード・届出コード」の記載は必須か」
という問いのようですが、
関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。
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https://www.mhlw.go.jp/content/001434375.pdf
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では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■経営として、“誤った現場主義”に陥らないために(3)。
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●日々の業務の中で色々想うところがあり、“現場力”についてあらためて思考を整理した
いな、との思いのもと読み返した、「現場力を鍛える~「強い現場」をつくる7つの条件
~(東洋経済新報社・遠藤功氏著)」という本。
●私の感覚が“当たり”だったのか^^、示唆深く、自らの日々の業務にも直ぐに活かせそ
うな内容を幾つも見つけることが出来ています。一昨日からは“誤った現場主義”のくだり
の部分を共有させていただきたいておりますが、
●本日も続きの内容をご紹介させていただきたく、是非、ご確認下さいませ(発刊時の事
例なので少し古い情報ですが、本質は十分ご理解いただけるかと思います^^)(本テーマ
は今日で一旦締めとさせていただきます)。
●現場には人為的に加工されていない生の「源流情報」が存在する。製造の現場では製造
日報、製造不具合報告書、営業の現場では営業日報、受注・失注報告書、開発現場ではク
レーム報告書、開発日程管理表などである。
●こうした記録は、一義的には現場のオペレーション管理のものであるが、実はここに現
在の経営実態を表す全ての「真実の瞬間」が凝縮されている。真の現場主義とは、こうし
た源流情報に対する感度を常に高めておくことである。
●ワタミの渡邊社長が毎週1000通届く顧客からのアンケートはがきをもとに、店頭品質
の管理をしているのは、まさに源流情報重視の姿勢に他ならない。
●大正製薬では、数百人に及ぶ全国の営業マンの日報に社長自ら目を通し、今何が売れ筋
なのか、逆に動いていない商品は何なのか、競合メーカーは何を仕掛けているのかを把握
している。
●今でこそ電子メールの活用で情報収集も効率化、スピードアップしたが、以前において
もファックスで数百枚に及ぶ日報を集め、その日のうちに源流情報を把握するという泥臭
い経営努力を積み重ねてきている。
●社長はこの源流情報を起点にして、様々な指示を関連部署へ送る。その指示の内容は決
して営業活動や販促に関わるものだけではなく、商品開発、生産、物流など経営全般に及
ぶ。営業日報というパワフルな源流情報をもとに、日次ベースで経営を進化させている好
例と言えるだろう。
●また、ある大手情報機器メーカーでは、全役員に四半期に一度、カスタマー・センター
へ出向き、丸一日顧客からの苦情や問い合わせに耳を傾けることを義務付けている。報告
用に加工され、まとめられた不具合レポート、苦情レポートは「角」がとれ、生々しさが
削り取られ、経営判断を誤らせる。
●「お客様の声」、しかも苦情という「聞きたくない」源流情報に自ら接することによっ
て、今の経営品質、現場の品質があからさまに見えてくる。「加工情報」に依存していた
のでは、経営者失格である。「加工情報」に頼らず、「源流情報」に近づていく。これこ
そ現場主義の基本精神である。
●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?「自社内に
は源流情報を定期的に掴むための“仕組み”はあるだろうか?」少しでも心に引っ掛かりを
感じていただけた方は一度、時間を取り、どのような仕組みがつくれそうか、考えてみて
いただいても有意義かもしれませんね^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、名古屋市内にて2件のリアル面談。
終了後、東京へ戻ります。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。