おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
「介護保険の福祉用具、対象機器の拡大を検討
厚労省 通信機能の規制緩和を提案」
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私自身、なんだか気になる内容だな、と感じた次第です。
関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。
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https://www.joint-kaigo.com/articles/36276/
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では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■経営として、“誤った現場主義”に陥らないために(2)。
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●日々の業務の中で色々想うところがあり、“現場力”についてあらためて思考を整理した
いな、との思いのもと読み返した、「現場力を鍛える~「強い現場」をつくる7つの条件~
(東洋経済新報社・遠藤功氏著)」という本。
●私の感覚が“当たり”だったのか^^、示唆深く、自らの日々の業務にも直ぐに活かせそう
な内容を幾つも見つけることが出来ています。昨日からは“誤った現場主義”のくだりの部分
を共有させていただきたいておりますが、本日も続きの内容をご紹介させていただきたく、
是非、ご確認下さいませ。
●「あれは一種の定期的なセレモニーですから。来られるときは報告用の資料をまとめた
り、事務所や現場の掃除を徹底させたり、結構準備が大変です」たしかに副社長の現場巡
回は工場の掃除を徹底させるという意味では役に立っているらしい。しかし、これか今多
くの企業が必要としている「現場主義経営」ではない。
●現場を大切にする気持ちは理解できるが、現場を単に「視察」し、幹部たちから通り一
遍の報告を受け、多少の討議をするだけでお茶を濁すやり方が「現場主義」なわけがない。
●昔、自分が現場で大いに汗をかいたという英雄伝説や懐古主義に浸ったり、おとなしく
言うことを聞く子飼いの部下とべったりしているケースも多い。本人がどう言おうが、現
場では「お客様」扱いであり、完全な自己満足に陥ってしまっている。
●右肩上がりの市場環境においては、現場がたくさん汗をかけばかくほど企業の業績は上
がった。経営者の役割は、現場に出向いて、叱咤激励、鼓舞すればよかった。しかし、時
代は変わった。
●成熟、低迷の時代を迎え、大量生産、大量消費のビジネスモデルは終焉を迎え、現場は
もがき苦しみ、混迷している。地獄のようなコストダウンを迫られ、リストラの風が吹き
荒れ、モノやサービスが売れない中で少しでも収益を確保しようと必死に考え、模索を続
けている。活力や自信を失い、誇りまで失いかけている現場が日本中に溢れかえっている。
●そんな時に、何の知恵もない本社の「お偉方」が現場を訪問しても、無意味であるばか
りか、現場のモチベーションを下げるだけである。現場は経営者にとっても「お勉強」の
場ではない。現場の応援団として、一緒になって知恵を出し合い、混迷する現場と真正面
から向き合い、格闘する覚悟のない経営者は現場に行くべきではない・・・・
●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?我々の業界
にフィットしない部分も含まれているかもしれませんが、それでもエッセンスとしては
様々ヒントが眠っているようにも思います。少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた
方は一度、時間を取り、皆様なりに思考を進めてみて下さいませ^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、東京都内にて、
デスクワーク&6件のオンラインミーティングです。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。