[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2948]

本を通じて“気付き”を得た言葉、皆様にもご紹介させてください(3)。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「介護サービスの運営基準の弾力化を検討 厚労省
地域の実情に合う効率的なモデルを構想」

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3月3日に開催された、

「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」

検討会(第4回)からの抜粋です。

「ここまでくるとかなり大胆な発想をしないといけない。
今の制度の延長線上で考えても難しい」

という委員の方の発言に激しく同意を覚えつつ^^、

今後の議論の行く末を注視していきたいな、

と感じた次第です。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/36201/

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■本を通じて“気付き”を得た言葉、皆様にもご紹介させてください(3)。
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●日々の業務の中で色々想うところがあり、“現場力”についてあらためて思考を整理した
いな、との思いのもと読み返した、「現場力を鍛える~「強い現場」をつくる7つの条件~
(東洋経済新報社・遠藤功氏著)」という本。

●私の感覚が“当たり”だったのか^^、示唆深く、自らの日々の業務にも直ぐに活かせそう
な内容を幾つも見つけることが出来ています。今日も是非、私が書き留めた下記内容を共
有させていただきたく、ご確認下さいませ。

●戦略の実行については、社長はきわめて無力である。もちろん、現場がやりやすい環境
を整えたり、鼓舞する仕掛けなど経営者が担うべき役割がある。しかし、最後に結果を出
すのはあくまで現場である。

●どんなに素晴らしい戦略やビジョンを掲げようが、現場に目がいかず、現場力を高める
知恵も工夫もない企業が業績に苦しむのは至極当然のことである。現場の組織能力をどう
高めていくのか。「強い企業」に変身できるかどうかの鍵はここにある。

●「強い現場」とは「自ら問題を発見し、解決する」自律した現場のことである。上から
の指示があるから動くのではなく、自分たちの意思で能動的に進化を求める現場の事であ
る。そのために必要なのは、現場の力、やる気を尊重し、権限移譲を徹底することである。

●ドン・キホーテの安田社長は、それを「主権在現」と呼ぶ。同社の強さの秘密は、「従
業員を“商店主”に変える」ことにある。雇われ気分を脱し、一国一城の「商店主」の意識
を変える最も効果的な方策は、責任と権限を現場に持たせることである。安田社長は「商
売の喜びは、自分のリスクで仕入れて、値段をつけ、」

●「狙い通りに売れた時にはじめて味わえる」と断言する。しかし、権限を現場に与えた
からといって、現場の主体性が自動的に生まれるわけではない。(中略)どのような責任
を果たすために、その権限が必要なのかを現場が腹に落として理解しなければ、「宝の持
ち腐れ」で終わってしまう・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?次週冒頭は
引き続き、“誤った現場主義”というテーマのもと、経営者のあるべき姿についての言及部
分を抜粋・ご紹介出来ればと思います。是非、ご確認下さいませ。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は大阪市内のホテルにてデスクワーク。

午後は、大阪市内の会場にて、

“関西ケアビジネス研究会”

を開催。

終了後、ご参加の皆様との懇親です。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。