おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
今日のメルマガは第2、900号。
ふと気が付けば、3,000号まであと100号です。
ついこの前2,000号だった気がするのに・・・・
時が経つのは本当に早い(苦笑)。
ともあれ、
“千里の道も足下から”
着実に日々を積み重ねてまいります。
皆様、引き続き、よろしくお願い申し上げます。
・・・・
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■この違いは、挑戦しがいがあるかもしれません^^
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●昨日ご紹介させていただいた、「「子ども食堂行くな」の言葉に隠された母親の本意~「貧
困対策」というラベリングが親子を遠ざける~」という内容の記事。皆様は既にご確認い
ただけましたでしょうか?(まだご覧になられていない方は、下記をご確認下さい)。
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https://toyokeizai.net/articles/-/647500
●この記事を読みながら様々な切り口から様々な想いを抱いた私ですが、その中でもあら
ためて再認識したのは、“要介護者”向けと“地域向け”では、信頼関係構築の出発点がまる
で異なる、ということ。
●例えば一般的な介護保険事業の場合、ご利用者は自らの希望、もしくは家族等周囲から
の希望(外圧?)のもと、「介護保険サービスを使う」ことについて一定程度受け入れて
いる(観念している?諦めている?)、というケースも多いのではないか、と思います。
●客観的な物言いで恐縮ですが、より抽象化して申し上げると、「サービスを受ける当の
本人は、実際はサービス利用を望んでいないかもしれない」それでもサービスが開始され
る、という点が通常のビジネスの世界では本当に稀有なことではないか、と思うのです。
●そのような環境の中において、「初めは通うのが嫌だったけど、だんだん嫌じゃなくな
ってきた」「スタッフも優しいし、人とも触れ合えるし、案外楽しいじゃないか」と思っ
ていただけるような関係づくりを行う、という点においては、介護職員の皆様は文字通り、
“プロ”だと思います。
●ただ、“地域づくり”となると果たしてどうでしょう?どんなに素晴らしい、課題を解決
できそうなサービスや企画をつくり、提供しようとしても、
●そもそも「自らが来たくない、と思えば来ない」「“行くべき”理由は確かにある。が、
プライドやコンプレックス等含めて“行きたい”とは思えない」という方々とどう向き合
い、信頼関係を構築していくか?これは、今まで要介護者向けに経験を積んできた介護保
険事業者からすれば、大きな違いを感じてしまうところなのかもしれません。
●ともあれ、本メルマガの冒頭ではありませんが、“千里の道も足下から”。「信頼関係は
簡単には出来ない。それには時間と準備が必要なんだ」・・・・とある方に教えていただいた
言葉を思い出します。
●そのような想いを胸に置きつつ、志を持ち、未来を見据えて“根気強さ”と“工夫”を持ち
合わせながら地域と向き合い続ける中で“時間”と“準備”が積み上がり、正に名実共に“地域
を支える”プレーヤーへと進化していく。
●そんな全国の介護事業者様を、微力ながら私も応援させていただきたいな。と、そんな
想いをあらためて強くした、意見交換・記事との出会いの一時でした。
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、朝から三重県いなべ市に移動し、
「まちに出て健幸になる」
というテーマのシンポジウムに参加。
(金曜メルマガ担当の尾添の登壇を見に行きます^^)
終了後は明日の仕事場所である新潟へ向かいます。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。