[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2854]

グローバル・フェローに対する国の意向が、更に明確に示されていますね^^(3)

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

今日は9月11日。

23年前の今日の出来事がふと、頭の中で鮮明に思い出されました。

今尚、人為的な行動により、

何の罪もない方が、

命の危険に晒されることが沢山起きている。

そんな社会で自分は生きているんだな、

とあらためて思うと共に、

昔、誰かに教えていただいて心に焼き付いている言葉、

「あなたが何気なく過ごした今日は、昨日死んだ人がどうしても生きたかった明日」

をふと、思い出した次第です。

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■グローバル・フェローに対する国の意向が、更に明確に示されていますね^^(3)
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●厚生労働省から先月末の26日に公表された、“厚生労働省国際保健ビジョン”についてお
伝えさせていただいている今週のメルマガ。

●中でも“循環型高齢者保健戦略”と名付けられているテーマについて抜粋させていただい
ておりますが、本日は昨日の“具体的な内容”の2つ目のテーマ、「海外現地への働きかけの
強化」についてお伝えさせていただきたく思います。以下、ご確認下さいませ。

●「政府機関、地方自治体、学識経験者、介護事業者等有識者の参画を得て、 外国人介護
人材の獲得力強化に関する包括的・戦略的な対応の方向性を検討する。その際、各国の事
情に応じて、日本への送出しルートを確立することとし、」

●「特に、送出しルートの確立が急務であるインド等については、関係者のネットワーキ
ングを進めつつ課題等を整理するなど、経済発展や 地域・対象層等に応じた、アジア諸国
への募集アプローチを検討する」

●「例えば、ベトナム・フィリピンは地方部で募集するなど工夫が必要であり、ミャンマ
ーは日本に親和的な環境から増加傾向にある。ネパールやスリランカでも介護福祉士を目
指す留学生や特定技能での受入れが見込まれるほか、インドネシアやインドは人口規模等
から今後の 受入れ拡大が期待される」

●「アジア諸国でのニーズ等を踏まえ、特定技能試験を順次拡充してきたところ、引き続
き、試験地や試験会場について検討するとともに、現地説明会を開催し介護分野の就労機
会や日本の介護の考え方を積極的に PR するな ど情報発信を強化する」

●「外国人介護人材の確保のため、海外現地の教育機関等との関係構築・連携強化や、現
地説明会による採用・広報活動など、海外展開に積極的に取り組む介護事業者を支援する」

●「また、JICA が実施するインドネシアにおける介護人材能力強化プロジェクトについ
て、日本への送出し拡大も念頭に、 厚生労働省から専門家を派遣し、公的訓練校での介護
プログラム・教材の 作成や、教員の育成を支援する」

●「日本で働く外国人介護労働者の帰国後のネットワーク作りを進め、やむを得ず帰国し
た方が現地の介護産業で就労するなどの帰国後に係るキャリアを 見える化することで、日
本での就労インセンティブに繋げていく」

●「また、帰国後の活躍の場や日本人職員の海外の介護施設への派遣にも繋がるよう、日
本の介護技術を標準化してアジア諸国で普及する取組等の支援を検討すると ともに、資格
の相互承認も含めた課題等を整理する」

●・・・・さて、本日も一旦、ここで留めさせていただきます。「皆様が海外で施設・事業所
を経営する、という選択肢も視野に入ってくるかもしれない?」・・・・明日は本話題の最後
として、「日本での定着支援の推進」の具体的な取り組み内容についてお伝えさせていた
だきますので、よろしくお付き合いくださいませ。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は2件のオンラインミーティング。

午後は東京都心にて、

“関東ケアビジネス研究会”

を開催。

終了後、明日の仕事場へ近づくため、名古屋へ向かいます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。