[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2852]

グローバル・フェローに対する国の方針が、更に明確に示されていますね^^(1)

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

先週3日、

「令和6年度介護職員の働きやすい職場環境づくり」

内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰が行われたようですね。

本表彰を受けられた方の中には、

本メルマガの読者の方もいらっしゃっています。

「表彰を受けた法人はどのような取り組みをされているのか」

関心をお持ちの皆様は下記をご確認下さいませ。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43005.html

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先月末の30日に公表された、

介護保険事業状況報告(年報)からの抜粋です。

増加自体は当然と言えば当然ではありますが、

とはいえ大きな数字であることに間違いはありません。

この数値に大きく関わる我々として、

何を、どのように考えるべきなのでしょうか・・・・?

関心をお持ちの皆様は下記をご確認下さいませ。

https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/jigyo/22/index.html

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■グローバル・フェローに対する国の意向が、更に明確に示されていますね^^(1)
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●スリランカからの“グローバル・フェロー(外国人介護人財)”の受入加速について活動
を開始することをお伝えさせていただいた先週のメルマガ。一方、時をほぼ同じくし、厚
生労働省からも先月末の26日、“厚生労働省国際保健ビジョン”なるものが公表されました。

●“日本の知見の国際社会への還元”がテーマとなっている本ビジョン、主には医療領域の
話が記載の大半なのですが、その中に一つ、10年以上前、福祉領域に参画した際、個人的
に妄想していた想いとシンクロする、大変僭越ながら“我が意を得たり”と感じる文章に出会
う機会がありました。

●本ビジョンの中では、本方針は“循環型高齢者保健戦略”と名付けられています。という
ことで、こちらの内容を皆様に是非、共有させていただきたく、今週はこの内容について
皆様にお伝えさせていただきたく思います(文章量が多いため、数日に分けさせていただ
きますね^^)。以下、先ずは大枠の趣旨についてです。

●「高齢化は世界共通の課題であり、特に、これから本格的な高齢化に直面して いくアジ
ア諸国を中心に、持続可能な高齢者保健システムの確立と強化が求められる。日本は世界
に先駆けて、介護保険制度の下で質の高い介護サービスの 提供体制を構築するとともに、
介護福祉士を始めとする介護職員のキャリアパ スを作り上げてきた」

●「足下では、将来にわたり必要な介護サービスを安心して 受けられるよう、担い手を確
保することが重要な課題となっている。 アジア諸国との間で連携を強化し、高齢化に伴う
諸課題に共に取り組むため、」

●「国際標準化機構(ISO)において介護の国際規格に関する検討が進められていること
も一つの契機として活かしながら、高齢者保健分野に関する様々な国際的な議論に積極的
に貢献することを通じて、我が国の質の高い介護サービスや人材養成システム等に関する
豊富な知見の共有を図る」

●「こうした取組を通じて 介護分野における日本の国際的な信頼を高めることにより、日
本の介護を学びたいという外国人介護人材を増やし、国内における介護サービスの担い手
の確保につなげ、さらに、日本の介護を学んだ外国人介護人材が母国で日本の介護を紹介
するといった、高齢者保健分野における好循環を生み出すシステムを構築する」

●「その中で、外国人介護人材の確保については、海外現地への働きかけや日本での定着
支援に戦略的に取り組むなど、質の確保と量の確保の両面から 取組を強化する」・・・・

●・・・・さて、本日は一旦、ここで留めさせていただきます。「日本がアジアの介護に対す
るオフィシャルな“道場”になる」「日本で介護の知識・スキルを磨いた人財が“お墨付き”
として、世界で活躍できるようになる」明日はこれらの趣旨のもと、展開予定の具体的内
容についてお伝えさせていただきます。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は広島・福山市内のホテルにて、

定例撮影が1件、オンラインミーティングが2件。

午後は、オンラインミーティングを行った後、

福山市内でリアルミーティングが1件。

終了後、東京へ戻ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。