[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2800]

具体例で考えてみると、更にイメージが湧くかもしれません^^(1)

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

住宅改修の点検、福祉用具購入・貸与調査について、

厚生労働省は

「取り組み促進に向けた手引き」

を新たに公表したようですね。

主には自治体向けに発信された内容かと思いますが、

関わる事業者としては、

把握しておいた方がよい情報かもしれません。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.mhlw.go.jp/content/001260607.pdf

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■具体例で考えてみると、更にイメージが湧くかもしれません^^(1)
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●「異なる地域リソース(法人や団体、個人etc)とコラボする上で、“一緒にやりたい”
“魅力的だ”と感じていただけるようなオファー(≒提案)が出来るかが大事かもしれない」
換言するなら、

●「相手にとって“断りようのない”提案をこちらが準備出来るか?」「自社目線・自社都
合に陥ることなく、相手の立場に立って“断る理由”を洗い出し、それらを全て解決した提
案を出来るかどうか?」ということかもしれない、ということをお伝えさせていただいた、
先週木曜日のメルマガ。

●これ、コラボだけではなく例えば何かの営業活動にしても、或いは職員確保にしても同
様の視点が応用できるかと思うのですが、その後、メルマガ読者である関西地区の福祉経
営者(A社長)とお話させていただく中、「例えば具体的に、よりイメージが湧くような事
例等はありますか?」というご質問をいただく機会がありました。

●勿論、業界問わず、様々な事例は世の中に沢山あるのですが、例えば私自身の過去の話、
かつ、“断りようのない”というところまでは行かないものの、“断られる確率がグンと減っ
た”実際の事例を本日は是非、皆様にお伝えさせていただきたいと思います(ちょっと話の
ベクトルとしては派生してしまいますが、何卒ご勘弁を^^)。

●今から17年前、私が介護業界に初めて本格的に携わることになった時の事。先ず真っ先に
難題として立ちはだかったのが、「物件確保」という点でした。当時、私は民家型デイを経
営すべく物件探索に奔走していましたが、

●不動産屋に足を運び、良さそうな物件を見つけて交渉に入るものの、まぁ、断られるわ、
断られるわ(苦笑)。「そもそもファミリーに貸したいと思っている物件なので、介護事業
所としての利用はNGです」文字通り、“けんもほろろ”に断られる中、負けじと切り返し、

●オーナーさんが心配している点をクリアーすべく、「飲食店のように“不特定多数”ではな
く “特定少数” の方が集まる場所でありますし、顧客名簿もありますので安心です」、「高
齢者仕様として内装に手を加えたりもするので(手すり等)、物件としての価値も上げるこ
とが出来ます」、

●はたまた「事業用として使わせていただくので、ファミリーに貸しだすよりも空室リスク
が格段に減ります」等々、何とか翻意いただくべくトークを展開するも、なかなか首を縦に
振ってもらえない。

●そこで私は一計を案じ、“あるオファー”を最後に展開したところ、この言葉で一気に“介護
事業所としての利用OK”という、「今までのNGは何だったの?」と思わず苦笑いしてしまう
ような体験を幾つも経験しました・・・・

●・・・・さて、今日はこちらで止めさせていただきます。もし皆様が当時の私の立場だとする
なら、どのようなオファーをされるでしょう?少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた
方は一度、時間を取り、頭の体操がてら、皆様なりのお考え・アイデアを捻出いただいても
面白いかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今週は珍しく遠距離出張もなく、首都圏近郊をウロウロ。

今日は朝から夕方まで、

社内のオンラインミーティングとデスクワークが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。