[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2799]

良いサービスを受けたくば

みなさん、おはようございます。
金曜日のメルマガ担当、ケアビジネスパートナーズの尾添です。

先日、代表の原田がメルマガで「カスハラ」について触れていましたね。
「お客様は神様」という言葉とともに。
時を同じくして最近よく報道番組でも取り上げられており、改めて注目されている様子。
今日は、その原田メルマガを受けて思い出したこと、感じたことを書いてみようと思います。

それでは本日のメルマガです。

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■■良いサービスを受けたくば
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◆『鏡の法則』という本をご存じでしょうか。
野口嘉則氏によって書かれた本で、初版は2006年に、その後2017年に『完全版 鏡の法則』
として再販されベストセラーになります。
表紙に鏡が付いている、この本です。
https://amzn.to/4c5JruR
内容を要約すると「私たちの現実は心の中にあるものが反映された結果である」という法則
について書かれた本。
そこから、人間関係の改善方法や自己受容、自己実現についての洞察が具体的なストーリー
とともに描かれています。
「不満を抱えている人は、さらに不満を感じる出来事を引き寄せる。」
「感謝の気持ちを持つ人は、さらに感謝したくなるような出来事が起こる。」
聞けば「だよね」と感じる内容ですが、本当にその通りだと思うのです。

◆この本では、単に啓発だけでなく具体的な実践方法についても示されています。
著者の許しもなく項目をまとめると以下の通り。
理解していただけるものと思います。
・自己反省
・感謝の習慣
・ポジティブな言葉遣い
・許しの実践
・目標設定
・継続的な実践

◆この中でも「許しの実践」は、出来そうでなかなか出来ないことなのかもしれません。
人によって沸点は違いますが、許し難い場面に遭遇した時、それでも許せるのかどうか。
これって誰を(何を)許すんでしょうね。
酷いことをした相手を許さなければ・・・と思うとしんどく感じるかもしれませんね。
感じ方は人それぞれ、ぜひ本を手にとって読んでみてください。

◆さてカスハラについて、その原因や事情は様々でしょうからひとまとめにして論じること
は出来ません。
でもメディアで伝えられる目に余るような事件を聞くと、それはもう“許せない”。
と同時に(悪い意味で)可哀そうにも感じます。
被害を受けた方については、どうかトラウマが残らないことを願うばかりです。

◆もう何年も前ですが、ビジネス週刊誌に書かれた言葉が頭に残っています。
『良いサービスを受けたくば良い客であれ』
日本には「おかげさま」という素晴らしい精神が根付いています。根付いているはずです。
サービスを提供する側がお客様のことを神様だと思って接する一方、接客を受ける側だって
「逆もまた然り」。
自ら、気分の悪くなる環境を作り出す必要はないのです。

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もちろん悪質なハラスメントには厳重な処罰を・・・個人的に強く思います。
そもそも慈悲深い神様は、汚い言葉で罵ったり暴行したり器物を損壊したりしません。
きっとそれは悪魔です。

本日もありがとうございました。