おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
取りまとめの最終段階に入ってきた、
介護給付費分科会。
11月30日、12月4日と続いた中、
何が語られているのか。
関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。
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https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126698.html
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では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■本事例を自社に投影し、未来への一助としてご活用いただければ嬉しいです(2)
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●先日、関西地区の福祉経営者(A理事長)と意見交換させていただいた時にお伝えさせ
ていただいた、恐縮ながら私個人のエピソード。今日は、弱小引越屋だった自社が“とあ
る戦略”思いつき、経営的には軌道に乗ったものの、とある悩みを抱えていた。では、そ
の悩みとは何だったか?の部分からお伝えさせていただきます。以下、ご確認下さいませ。
●具体的には、マンション管理会社と提携し、新築マンションの一斉入居の入居管理(引
越日・時間調整や当日の整理誘導etc)、建物の養生(=傷がつかないように建物を保護シ
ートで張り巡らせる)、共用部分の引越時の傷に対する保険加入等々を一括して請け負い、
●その代わりに、“○○マンションの指定引越センターです”というフレーズを使わせてい
ただき、新規入居者の引越を多数獲得する、というものでした。
●結果としてこの戦略は大当たり。爆発的な顧客増をもたらし、創業わずかの時期にも関
わらず、経営も安定軌道にのっていきました。しかし、その一方では、大変悩ましい問題
も起き始めていました。それは、“引越単価”の問題です。
●新築マンションの一斉入居に的を絞った当初は、“新築の家を購入するぐらいの方だか
ら、引越代金ぐらいしっかりと払っていただけるだろう”と思い、楽しみにしていたので
すが、実際は、大半のお客様が正に“真逆”の状況(汗)。
●相見積は当たり前、「引越代金は1円でも安い方がいい」と私の前で言い切りプレッシ
ャーをかけ(苦笑)、全力で^^値切ってくるのです。うちの社員が汗水流して提供する
サービスに自信を持っていた私は、「何でここまで叩かれなあかんのやろ、、」と一人悔
しい想いをしていました。
●しかし、そんなある日の事。私は、信じられない光景と衝撃的な事実に出くわしました。
それは、某新築マンションの入居前内覧会に参加した時の事。私は引越日・時間の最終調
整役としてその会に参加しており、私の横の横にはマンション提携のカーテン屋さんが座
っていました(上質で上品なカーテンが幾つも飾られていました^^)。
●購入された部屋の内覧が終わった方々が順々に私たちのブースに回ってきます。先ずは
横の横のカーテン屋さんに立ち寄り、そのまた横の業者さんのブースに立ち寄り、という
流れです。そんな時に、前述の、引越代金を値切り倒した^^女性が回ってきました。
●相見積の結果、最終的には当社にご依頼いただいたのですが、強烈な値段交渉だったこ
とを想い出し、顔を見合わせた途端、私たちはお互いに苦笑いしながら、「当日は宜しく
お願いしますね」と話をし、彼女はそそくさと横の横のカーテン屋さんに移動されました
(間違いなく気まずかったのだと思います(笑))。
●そして、その時。時間が止まったかのような、“衝撃”と表現するに相応しい光景が、正
に私の目の前で起こったのです。なんと、うちの引越を凄い気合で値切り倒していたその
奥様が、最高級のカーテンを、100万以上の価格で発注していたのです。
●唖然とする私を尻目に、偶然目線があったその奥様は、半ば言い訳めいたように、私に
次のような言葉を投げかけました。「このカーテン、前から欲しかったの。自分のマンシ
ョンでこれを付けて生活することが夢だったんです」・・・・
●私はこの言葉を聞き、脳天を思い切りハンマーで殴られたような衝撃を受けました。そ
して、この事実が、私たちの事業の在り方を根本から見直す契機になったのです・・・・
●・・・・さて、本日も一旦、こちらで留めさせていただきます。「当時の私は何を感じ、ど
のような見直しを行ったのか?」少しでも興味・関心を覚えていただいた皆様は一度、時
間を取り、是非、“頭の体操”がてら考えてみて下さいませ^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、東京都心にて、
午前中は3件のオンラインミーティング。
午後はリアルのランチミーティングを某省の官僚の方と行った後、
もう1件、防災専門の事業者様とのリアルミーティング。
夕方からもう1件、オンラインミーティングを経た後、
明日の午前中の仕事場である奈良県南部へ移動します。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。