[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2666]

時々読み返す価値があるエピソードかもしれません^^(2)

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

介護福祉士会主催のデジタル人材養成研修(無料)、

「デジタル・テクノロジー基本研修」、

今日からスタートするようですね。

既に登録されている方もいらっしゃるかと思いますが、

もし未だで関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/17476/

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この決定、実際の現場ではどこまで、

どのような変化が起こりますでしょうか?

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/17410/

・・・・

既にご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、

念のためのリマインド情報です。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/16998/

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■時々読み返す価値があるエピソードかもしれません^^(2)
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●関西地区の福祉経営者(A社長)にご紹介させていただいた世界的化学品・医薬品メー
カー“メルク”社のエピソード。本日は是非、昨日に引き続き、メルク社の取組についてご
紹介させていただきたいと思います。以下、ご確認下さいませ(全3回の内の2回目)

●メルクは、新薬が完成すれば、どこかの政府機関か非営利団体が買い上げて患者に提供
してくれるようになるのではないか、と期待し、プロジェクトを進めていました。

●しかし、結果的にこの思惑は外れ、“新薬を開発出来たのに提供出来ない”という苦境に
立たされたメルクは1987年、ついに企業として大英断を下しました。なんと、薬を自らの
手で、それも自費で無料配布し、糸状虫症に侵されて危険な状態にある百万人の患者に薬が
確実に届くようにすることを意思決定したのです。

●メルクがこの決定を下した理由を聞かれたとき、当時のパジェロスCEOは次のようにイ
ンタビューに答えたと言われています。『このプロジェクトを進めなかったら、「人々の
生命を維持し、生活を改善する仕事をしている」と自負する我が社の科学者の士気は著し
く下がっただろう』続けて彼はこうも言ったそうです。

●『15年前、日本をはじめて訪れたとき、日本のビジネス関係者に、第二次世界大戦後、
日本にストレプトマイシンを持ち込んだのはメルクで、その結果、蔓延していた結核が
なくなったと言われた。これは事実だ。ちなみに当社はこれで利益をあげていない」

●「しかし、今日、メルクが日本でアメリカ系製薬会社の最大手であるのは、偶然ではな
い。長い目で見ると、こうした行為の結果は必ずしもはっきりとは表れないが、なんらか
の形で必ず報いられると思っている」・・・・

●皆様の中には、今、お話したメルクの伝説的な逸話を初めて聞いた方も多いのではない
かと思います。そんな中、もし、自分に医薬品が必要となり、そこにメルクの商品と他社
の商品とが並んでいたら、どちらを選びたいと思うでしょうか?私なら間違いなく、類似
薬品に比べて多少の値段差があったとしても「メルクの医薬品」を選択します。

●ちなみにこの事例を“現実的な理想主義”という表現を用いて紹介している書籍「ビジョ
ナリーカンパニー」では、次のような考察も加えられています・・・・

●・・・・さて、今日も一旦、こちらで留めさせていただきます。「現実的な理想主義」・・・・
少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は是非、時間を取り、自社に引き付けつつ、
上記内容を深めてみて下さいませ^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は大阪市内のホテルにて、

オンラインミーティングが2件。

午後は同じく同じく大阪市内でオンラインミーティングを2件行った後、

夕方からはクライアント経営者と打合せを兼ねた懇親を行います。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。