[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2665]

時々読み返す価値があるエピソードかもしれません^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

11月20日に財務省より提出された、

“令和6年度予算の編成等に関する建議”。

介護報酬改定については、p38以降に記されています。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/01.pdf

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この決定、実際の現場ではどこまで、

どのような変化が起こりますでしょうか?

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/17410/

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既にご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、

念のためのリマインド情報です。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/16998/

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■時々読み返す価値があるエピソードかもしれません^^
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●先日、関西地区の福祉経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。話の流れ
からふと、過去にメルマガでもご紹介させていただいたエピソードを思い出し、その後、
メールにて過去のメルマガを抜粋してお渡ししたところ、「なんだか勇気をもらいました、
ありがとうございました!」と、とても嬉しいコメントをいただく機会がありました。

●この内容、過去に二度ほどメルマガ内でご紹介させていただいた記憶がありますが、そ
れでも今の皆様の置かれている状況によっては、今までとは異なる“気付き”や“学び”、そ
して、“エネルギー”を感じていただける方がいらっしゃるかもしれない?という想いのもと、

●本日は是非、A社長にも共有させていただいた内容を皆様にも共有させていただきたい
と思います。以下、ご確認下さいませ(例によってメチャ長いエピソードですので^^、今
日を含めて3回に分けて共有させていただきます)

●皆さんは、メルクという会社をご存知でしょうか?同社は医薬・化学品会社として約
350年以上の歴史を誇り、世界規模で事業を展開する超優良企業です。

●もともと大変有名な企業でしたが、同社の評価や名声が更に高まったのは、1987年から
7年連続で米経済誌フォーチュン「世界で最も尊敬される企業」に選ばれたことが大きかっ
た、と言われています。そして、その選出のきっかけとなったのが、新薬「メクチザン」を
巡る、メルクの大英断だったのです。

●当時、メルクは、新薬「メクチザン」のことで頭を悩ませていました。メクチザンはア
カイエカに刺されて感染し、視力を失う糸状虫症の予防に卓越した効果を見せており、当
時、アフリカでは、この病気にかかっている人は100万人を超えていると言われていまし
た。

●その意味でも、大変有意義な新薬開発であったことは言うまでもありませんでしたが、
彼らが頭を悩ませていたのは、その新薬を求める方々の大半が、薬を買うことができない
ほど貧しい人たちだ、という事実でした。

●それでもメルクは、新薬が完成すれば、どこかの政府機関か非営利団体が買い上げて患
者に提供してくれるようになるのではないか、と期待し、プロジェクトを進めていました。

●しかし、結果的にこの思惑は外れ、“新薬を開発出来たのに提供出来ない”という苦境
に立たされたメルクは1987年、ついに企業として大英断を下しました。なんと、薬を自
らの手で、それも自費で無料配布し、糸状虫症に侵されて危険な状態にある百万人の患者
に薬が確実に届くようにすることを意思決定したのです。

●・・・・さて、今日は一旦、こちらで留めさせていただきます。「もし自分がメルクのトッ
プだとすれば、どのような判断をとるだろう?」・・・・少しでも心に引っ掛かりを感じてい
ただけた方は是非、明日も引き続きお付き合いくださいませ^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は大阪市内のホテルにて、

オンラインミーティングが2件。

午後は同じく大阪市内でリアルミーティング1件、

オンラインミーティング1件を終え、

夕方からはクライアント経営者と打合せを兼ねた懇親を行います。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。