[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2627]

経営志向性として、近い感覚をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか(1)

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

昨日から10月に突入。

早いもので2023年も、

残り3カ月を切ることになりました(汗)。

互いに体調管理に細心の注意を払いつつ、

パワーを落とさず乗り切ってまいりましょう!

引き続き、よろしくお願いいたします。

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■経営志向性として、近い感覚をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか(1)
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●先日、関西地区の福祉経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。「持続可
能な会社をどうつくるか?」というテーマに話題が移る中、ふと、過去に同様の事に興味
を覚え、調べたことを思い出し、その内容の一部をご紹介させていただいたところ、

●「とても興味深い話ですね。私も一度、時間を取って調べてみようかな…」と、とても
嬉しいコメントをいただく機会がありました。ちなみに私が過去に調べ、データ保存して
いたのは、「老舗日本企業の経営について」というもの。その資料の一部として、平成22
年に東京商工会議所が発刊した“老舗企業の生きる知恵”という報告書があるのですが、

●その中に私自身、とても参考になったと共に、介護事業者の皆様にも絶対に参考にして
いただけるかもしれないなぁ、と感じた文章がありましたので、今日は、その文書を抜粋
して皆様にもご紹介させていただきたく思います。“小さな差別化を大事にする”という段
落の文章抜粋です。

●「老舗企業の差別化戦略と言えば、圧倒的に市場から支持されているブランド力にある
と考えられている。ところが、老舗企業のブランド戦略をみてみると、大企業のブランド
戦略のように、大きな宣伝を打ち、認知度を高めるなどといった派手なものではない」

●「圧倒的なブランド力を全面に出す差別化戦略というよりは、むしろ、小さな差別化を
重視し、それを積み重ねることで、持続的競争優位性を構築していると考えられる。たと
えば、千疋屋総本店は高品質な果物しか扱っていないが、その果物には説明書を付けて、
顧客が食べごろの時期を分かるようにしている」

●「また、通販で商品を届けるときには、着いた翌日はちょうど美味しくなるように送っ
ているという。このようなことは、決して大きな差別化ではない。確かに派手さはないが、
このように小さなことに見える差別化を積み重ねることが、後々、大きな差別化につなが
り、結局は顧客からの高い支持を生み出すことになる」

●・・・・さて、今日は一旦、こちらで止めさせていただきます。上記千疋屋総本店の事例、
過去にもご紹介させていただいたことがあるかと思いますが、あらためて、皆様はどのよ
うにお感じになられましたでしょうか・・・・?

●少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自社の経営に応
用・転用できるポイントについて頭の中を整理してみていただいても有意義かもしれま
せんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中のオンラインミーティングを経て、

今週の仕事場である九州へ移動。

福岡・博多のホテルにチェックインし、

荷物を部屋に置いた後、

夕方からのリアルミーティングに臨みます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。