[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2613]

この言葉、久々に思い出しました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「介護施設・事業所を管理するうえで支障が生じない範囲内で、
という条件付きで「テレワークを行うことが可能」」

・・・・

前々から行われていた議論ですが、

第一弾簡易とはいえ、ようやく(?)明文化されましたね。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.mhlw.go.jp/content/001142612.pdf

・・・・

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

────────────────────────────────────────
■■
■■この言葉、久々に思い出しました。
■■
────────────────────────────────────────

●先日、関西地区の福祉経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。話題が
「保険外サービスをどう構築するか?」に移る中(“保険外”という言葉は個人的にはあ
まり好きではないのですが、一般的に分かり易いのでこのままにしておきます^^)、

●話の流れからふと、とある言葉を久しぶりに思い出し、ご紹介させていただいたところ、
「この言葉、初めて聞きました。大切な視点、頭に置いておきますね」と、とても嬉しい
言葉をいただく機会がありました。その言葉とは、“MAYA”というもの。

●この言葉、たばこの“ラッキーストライク”や“ピース”等々、世界的に有名な商品のデザ
インを手がけたフランスの高名なインダストリアルデザイナー、“レイモンド・ローウィ”
氏の言葉らしいのですが、

●MAYAは4単語の頭文字を取った訳語で、正式には“Most Advanced Yet Acceptable”
(先進的ではあるが、ぎりぎり受け入れられる)という意味だそうです。彼は、自らが
デザインを設計する際、この“MAYA”というコンセプトを徹底して意識した、と言います。

●素晴らしいデザインを生み出し、自分自身の満足は達成できたとしても、消費者(=顧
客)に受け入れてもらえなければ、事業としては残念ながら“失敗”と言わざるを得ない。
日本語で平たく言えば、“半歩先”とほぼ同義だと考えても差し支えないのではないかと
思います。

●特に、介護現場の経験が長い皆様は、日々、自らの仕事に真剣に取り組む中、いつの間
にかそれなりの“プロフェッショナル”“玄人”の域に達していることも少なくないでしょう
(少なくとも、素人の域からは大きく欠け離れているでしょう)。

●でも、そうなると、自分の今いるレベルが“当たり前”になってしまい、顧客の視点から
どんどん離れ、いつの間にか顧客の心が分かった“つもり”、理解している“つもり”になっ
てしまいます。

●その結果、自らの感性を信じ、顧客に新たなサービスを提供したとしても、残念ながら、
こちらが期待したレベルでは喜んでいただけず、期待を胸に始めた事業を途中で中止せざ
るを得なくなる、という悲劇は、本当によく起こる話でではないでしょうか・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?少しでも心
に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、“MAYA”の視点で自社事業を見
つめ直してみていただいても面白いかもしれませんね^^

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、札幌市内のホテルにて、

早朝から1件のオンラインミーティング。

その後、10時から17時まで、

長丁場のプロジェクトミーティングを行った後、

夏の終わりを懐かしむべく、

最後のビアガーデンにてメンバーの皆様と会食です。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。