[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2604]

他業界を叩きに見つめてみると気付きが拡がるかもしれません^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

平成15年から公表が続いている

“介護労働実態調査結果”。

今年も8月21日に公表され、

時代を適切に表現しているな、

とあらためて考えさせられる収集結果がいくつも並んでいるように思います。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

http://www.kaigo-center.or.jp/report/2023r01_chousa_01.html

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■他業界を叩きに見つめてみると気付きが拡がるかもしれません^^
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●昨日ご紹介させていただいた、「ケアマネがカフェを運営 気軽になんでも相談できる
場づくりに奔走」という記事。皆様は既に目を通されましたでしょうか?(未だ、という
方で興味をお持ちの皆様は下記をご確認下さい)

https://www.joint-kaigo.com/articles/12631/

●昨日のメルマガタイトルの通り、この事例、未来に向けた様々な可能性の種が埋もれて
いるかもしれないなぁ、と個人的に思うのですが、例えば一つの切り口として思うのは、

●「“ケア”の知見やサポートを提供することが真の商品・サービスだとしても、果たして
“ケア”によるマネタイズモデルだけにこだわる必要がどこまであるのか?」という視点は
あるかもしれません。

●釈迦に説法で恐縮ですが、古くはラジオやテレビ、現在はユーチューブ等を取り組まれ
ている事業者のビジネスモデルの基本は“コンテンツ収入”が中心ではなく(一部では有料
課金コンテンツに取り組んでいるものもあろうかと思いますが)、多くの場合は“広告収入”
が大部分を占めているのではないか、と思います。

●勿論、それらのマネタイズモデルの設計の仕方により、真の商品・サービスの提供に歪
みを生じさせてしまう、という可能性が発生してしまうことも勿論あると思うので(分か
り易いのは“広告スポンサーへの忖度”などかもしれません^^)、どの視点からどのよう
にマネタイズを図るか、という問いに対しては慎重に向き合う必要があろうかと思います。

●ただ、仮にそれが今回のように“喫茶店”であればどうなのか?食品衛生等に気を付けな
ければならないのは当然ですが、それでもそんなに大きなハレーションはないのかも?
などと思いつつ、

●もしこの喫茶店が「シニアの生活に何でも相談に何でも乗ってくれる喫茶店」というポ
ジショニングの獲得に成功すれば、それだけでも喫茶店事業に一定の集客効果が見込まれ
たりすること含め、喫茶店事業で収益が取れるようになればどうなるだろう?などと勝手
に楽しく^^夢想したりする次第です…

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?他にもいろ
いろな切り口が想定されるかもしれません。少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた
方は一度、時間を取り、是非、幾人かでブレストしてみて下さいませ^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も北東北地方にて時間を過ごし、

最終便の飛行機で東京に戻ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。