[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2601]

“対話”の機会を意識的にセッティングすることは効果的かもしれません^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

厚労省は18日、

ベースアップ支援加算の返戻を求める場合の考え方を明らかにした
Q&Aを新たに発出していましたね。

既に確認済の方も多くいらっしゃるかと存じますが、

もし未だご覧になられていない皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.mhlw.go.jp/content/001136249.pdf

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■“対話”の機会を意識的にセッティングすることは効果的かもしれません^^
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●先日、東海地区の福祉経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。「組織や
部門間の壁をどう取り払うか」に話題が移る中、部署間のコミュニケーションが薄く、と
もすれば部署間で“見えない壁”ができてしまいがちな組織風土を何とか打破したいと考え
て始まった他業界の取り組み事例をふと思い出し、ご紹介させていただいたところ、

●「・・・・それ、確かに効果的かもしれませんね。一度、社内で検討してみます」と、とて
も嬉しいコメントをいただく機会がありました。ちなみにその取り組みとは“パートナー
ズトーク”と呼ばれているもの。

●まず、コミュニケーションが足りない先輩と後輩、部門が異なるため、互いの業務内容
を全く理解できていない総務部事務スタッフと営業、というように、組織として相互理解
を促進してもらいたい方同士で、2人1組のペアをつくってもらいます。

●そして、最低月に3回、できれば毎週1回、可能な限り、昼食や夕食を一緒に食べるよう
にしてもらう、というものです。どうしても時間が取れない場合は、最悪、メールでのや
りとりも1回と数えますが、できる限り、顔を合わせてもらうことを原則とします。

●また、それらを奨励するために、一緒に食事を食べに行ったりした時には、会社から幾
ばくかの補助を出すそうです。そして、その時間を通じで、今、自らが行っている業務に
関する目標、そして、それらの進捗状況を互いに共有し合います。

●すなわち、どんな目標を掲げて仕事をしていて、その目標の達成のために今、何をして
いて、今後、何をしていこうとしているのか、について、全く別の部門の方と互いに報告
しあうのです。

●このようなコミュニケーションを継続して行うと、相手の仕事の状況や仕事の大変さ、
日々、どんなことを考えていて、どういうことに悩んでいるかについて、徐々にお互いの
理解が深まってきます。

●その中でどうすればその目標をクリアーできるかを一緒に考え、サポートし合う。それ
らの時間を通じ、相互理解を深め、組織としての一体感を醸成していこう、という試みで
した。

●ちなみに、同じ人と長い間、パートナーズトークを実施すると次第に慣れてしまい、最
終的には惰性になり、パートナーズトーク時の内容が薄まってきたり、忙しさにかまけて
パートナーズトーク自体を行わなくなったり、という状況が生まれやすくなります。

●そこで、この会社では意図的に、3か月に一度はパートナーを変更し、新鮮な状況が保
てるように工夫しているそうです・・・・

●・・・・さて、上記事例、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?我々の業界
でも類する悩みを抱えた法人は少なからずいらっしゃるであろう中、少しでも心に引っ掛
かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、先ずはテスト導入から検討を始めてみて
いただいても悪くないかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は大阪市内にて打合せが1件。

午後も同じく大阪市内にて打合せを行った後、

夕方からの定例動画撮影に入ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。