[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2568]

30年来通う珈琲店のことを久しぶりに思い出しました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「認知症の行方不明、1万8709人で過去最多
10年で2倍に」

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昨日採り上げさせていただいた

“認知症基本法”

の浸透・実効化が急務だなぁ、とあらためて感じた次第です。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/10917/

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■30年来通う珈琲店のことを久しぶりに思い出しました。
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●先日、関西地区の福祉経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。神戸出身
のA社長は私と年齢も近く、それ故昔話にも共通項が多く、とても話が弾んだのですが、
中でも私が学生時代から通っている喫茶店「茜屋珈琲店」のことをA社長も存じていらっ
しゃり、話が大変盛り上がる機会がありました。

●関西出張の際にふと思い出し、特段神戸に用もないのに、ただ、この店に立ち寄るため
だけに思わず足を向けてしまうこともある「茜屋珈琲店」。私が初めてこの店に立ち寄っ
たのは大学一回生の頃ですが、30年以上の月日が経っても、お店の雰囲気・珈琲の味など、
一つ一つのものに対するこだわりの深さは今も昔も何一つ変わりありません。

●以前、お店に立ち寄った時、そんな話をマスターとした時があったのですが、その会話
の流れの中、彼が1冊の古い雑誌を私に見せてくれたことがありました。

●そこには、茜屋珈琲店のこだわりについて取り上げられた記事が載っていたのですが、
えらく古い雑誌だなぁ、と思い、日付を見ると、なんと、1970年の3月号!私が生まれる
4か月前の雑誌なんて、初めて見た、と驚いたことを今でも鮮明に覚えています^^

●その頃から何一つ変わらないこだわりの中、代は変わろうとも、今尚、お店が存続して
いる(少なくとも今年の冬にお邪魔した際には昔のままでした)。こういうお店を見ると、
「差別化って、本当はこういうことを言うんだろうな」などとつくづく考えこんでしまい
ます。

●自社のど真ん中の商品、ど真ん中のサービスを、ただひたすらポリシー・哲学をもって、
粛々と提供し続ける。その姿勢から生まれる“深さ”こそが、結果として本当の意味での差
別化につながるのではないか、と。

●そして、その“深さ”が、顧客の驚きや共感、感動につながり、時間の経過・歴史の積み
重ねと共に、誰もマネできない“オンリーワン”になっていく。「これって、我々は勿論、
全ての仕事につながる“本質”かもなぁ」そんなことをふと、久々に考えた次第です・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じいただけましたでしょうか?少しでも心
に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自社の“差別化”のあり方・方向
性について思考を深めてみていただいても有意義かもしれませんね(顧客や社会にとって、
果たして意義ある差別化になっているかどうか?という点も含め^^)。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も、東京都心にて、

デスクワーク&オンラインミーティングが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。