[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2567]

興味深い問いをいただきました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

6月14日に参議院を通過した、

「共生社会の実現を推進するための認知症基本法案」。

本成立に伴い、今後、どのような具体策が展開されるようになるのか?

期待をもって注視していきたいな、

と感じた次第です。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g21105024.htm

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■興味深い問いをいただきました。
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●先日、関西地区の福祉経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。とても根
本的・本質的であり、これからの未来にも有意義な問いかもしれないな」と感じる言葉を
伺う機会がありました。A社長から伺った言葉とは、概ね下記の通りです。

●「原田さん、最近よく思うんですが、我々福祉事業者はもっと、利用者の“日常生活”に
近づいていかなければならないですよね」

●「例えば、介護事業所の中で“生活リハ”を行うことを中心でやってきましたが、本来な
ら自宅だったり、或いはスーパーとかコンビニとか、“日常的によく活用する場”そのもの
で生活リハを行った方が絶対にいいですよね。だって、そこで実際に生活する訳ですから」

●「勿論、様々な方々が集うことによる刺激や多様な人間関係も必要、という点であった
り、或いは提供時間中の外出のコンプライアンス問題だったり、等々の指摘も勿論よく分
かっているつもりですが、そういうことを差し引いたとしても、もっと我々福祉事業者側
には意識変革が必要かもしれない。特に軽度者に対しては強くそう思うんですよね」・・・・

●・・・・さて、上記視点、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?「福祉に生
活を近づけるのではなく、生活に福祉を近づける(or生活に福祉知見をインストールさせ
ていく)」・・・・少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、思考
を拡げてみていただいても面白いかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都心にて、

オンラインミーティングが5件続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。