[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2502]

理屈としては、3つの方向性しかないのではないかな、と思います。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

私事で恐縮ですが、

昨日、無事に子供が小学校を卒業し、

卒業式に参列してきました。

息子は勿論、

彼の友人たちの成長も間近で感じることが出来、

あらためて感動・感慨を覚えつつ、
(長い子は幼稚園から9年間一緒でしたので^^)

その一方で、

「このような“節目”を意識的に設けていくことは子供だけではなく、
我々大人としても大切なことだよな」

「勿論、企業においても」

などとあらためて“気付き”を覚えた次第です。

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■理屈としては、3つの方向性しかないのではないかな、と思います。
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●「年齢が高めの方が働いていることが多い介護業界において、ICT化による生産性向上
等のテーマが“机上の空論”化してしまい、何となく地に足が着いた議論が始まらずに収ま
りの悪い状態が続いてしまっているのではないか?」という感覚をお伝えさせていただい
た昨日のメルマガ。

●では、上記の“収まりの悪さ”をどのように解決すればいいのか?その、ICTツール等が
使われる場面であったり、解決・実現したい“生産性向上”テーマによって方法は様々異な
ってくるものの、それらの現実を包含しつつ、私の中では大きくは3つの選択肢の可能性
しかないのではないかな、と感じています。

●先ず、一つ目の選択肢は、「ICTツール等を活用する意義を徹底的に説明した上でツー
ル活用のモチベーションを高めてもらい、研修等を行いつつ、頑張って慣れてもらう状態
をつくる」というもの。恐らく多くの法人で取られている選択肢だと思います。

●次に、二つ目の選択肢は、「比較的年齢層が高めの高齢者の方々でも活用し易いICTツ
ールを開発する(してもらう)」というもの。一つ目の選択肢は「ICTツールに介護職が
合わせていく」というベクトルの解決策であるに対し、

●二つ目は「介護職にICTツールを合わせていく」というベクトルの解決策だ、と換言で
きるかもしれません(勿論、この2つの選択肢は二者択一、というものではなく、ミック
スして実践する、という考え方も成立するかと思います)。

●そして最後、三つ目の選択肢は、「ICT化自体を外部委託できないか」というもの。ICT
化による介護現場の生産性向上、というテーマ自体は諦めないものの、「介護職の皆さん
に実現してもらう」という方法を取らず、

●それ以外の方法(外部委託等?)を模索出来ないか、という考え方も理屈の整理として
は成立するかもしれません(あまり取られていない発想の選択肢ではないかと思いますが、
検討する価値は十分あろうかと感じています)。

●既述の通り、これら三つの考え方は「どれか一つを選択する」ということではなく、
「活用内容・シーンによって“組み合わせ”で構築していく」ということなのかもしれませ
ん。いずれにしても最も“現実的”かつ“効果的”“効率的”な道を模索していく必要があるの
ではないでしょうか・・・・?

●・・・・さて、雑駁ながら上記内容、皆様はどのようにお感じになられますでしょうか?
「生産性向上を“絵に描いた餅”に終わらせないためにも、現場の視点・知見に基づき、
様々な方向性からその実現の可能性を模索・検証してみる」・・・・

●少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自社に最も適した
推進策をあらためて検討いただいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は東京都心にて、終日、デスクワーク&打合せ。

夜は、六本木にて、

異業種でグローバルに活動されている大学教授の方の話を聞きながら、

異業種の皆様とのディスカッションタイムです。
(脳内にいっぱいの刺激を与えてきたいと思います^^)

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。