おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
2月10日、政府は
「全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための
健康保険法等の一部を改正する法律案」
を閣議決定したようですね。
相対的に所得の高い75歳以上の医療保険料を2024年度から
段階的に引き上げることを柱とし、
出産育児一時金を増額させる財源の一部を75歳以上に負担して
もらう仕組み等も盛り込まれています。
関心をお持ちの皆様は、下記をご確認くださいませ。
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https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00525.html
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では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■チェックリストを“濁り目なく”機能させることが重要かもしれません^^
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●先週、4回に分けてご紹介させていただいた「スターバックス再生物語」の抜粋文。“業
務効率化”“生産性向上”という我々の業界に重要なテーマを向き合うにあたり、その注意点
含めた示唆をご提供できるかも?と思いご紹介させていただいた訳ですが、皆様の中では
何か、“気付き”“学び”を見つけていただくことが出来たでしょうか?
●今回の抜粋を紹介しつつ、私自身、あらためて「そうなんだよな・・・・」と再確認したこ
とが一点。それは、「当時のスターバックスの経営陣の誰もが、スターバックスの“魂”を
捨てでも業務を効率化しよう、生産性を向上させよう、などとは考えていなかったはず」
ということです。そこが実は経営として最も陥りやすく、難しいところなのではないか。
●様々な創意工夫(今回の事例で言うと例えば、自動エスプレッソマシンを導入したり、
焙煎したてのコーヒーを工場で製造→店に送る方式を採用したり、店舗デザインを簡素化
させたり、ブレックファストサンドイッチを導入したり、、、、)を実践するにあたり、
●「我々の魂である“顧客体験”が失われることはないだろうか?」「この取り組みは自社
都合であり、ステークホルダーに対する“残念”や“裏切り”につながっていかないだろうか
?」等々のチェックリストは恐らく、いや、あれだけの法人であれば必ずや存在していた
ことと思います。
●でも、ひょっとするとそのチェックリストを機能させつつも、どこかで(結果的に)
“濁り目”だったり、違和感に対して何となく“目を瞑ったり”“ごまかしたり”したようなこ
とがあったのかもしれない。勿論、実行に当たっては想定し得る事態・リスクに対しても
予測し、可能な限りの手を打ってきたものと思います。
●でも、結果的に、経営としての“理屈(エゴ)”を無理に正当化・大義化することに最大
の優先順位を置いてしまった結果、ここまで積み上げてきた顧客や社員との信頼残高を大
きく減らすことにつながってしまったのかもしれない。
●この“論理のすり替え”って実は大なり小なり日々の経営現場でも起こっていて、その積
み重ねが自社の経営を弱体化させる“ジャブ”“刻み”になっていくことってあるようなぁ・・・
そんなことをあらためて再確認した次第です・・・・
●・・・・さて、雑駁ながら上記内容、皆様はどのようにお感じいただけましたでしょうか?
「その“業務効率化”“生産性向上”向上施策は“本当は”誰のため?(=“誰かの為”の都合を
突出して優先させていない?その影響について、濁り目無く向き合っている?)」・・・・
●少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、あらためて自分
なりのチェックリストを再確認していただいても有意義かもしれませんね^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、午前中はオンラインミーティングが3件。
午後もオンラインミーティングを2件終わらせた後、
大学時代の友人と久々に食事をしながら情報交換。
(文系学部を卒業後、一般就職から一転して医者になり、
今、医学界で活躍している、中々の“変わり者”です^^)
終了後、明日以降の予定に向けて名古屋へ向かいます。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。