おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
興味深い取り組み記事を目にした次第です。
「障害最大手のLITALICO、介護事業に本格参入
「nagomi」シリーズのnCSをグループ化」
・・・・
関心をお持ちの皆様は、下記をご確認くださいませ。
↓
https://www.joint-kaigo.com/articles/6436/
・・・・
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
────────────────────────────────────────
■■
■■“生産性向上”を進める一方でおさえておくべきポイントかもしれません(4)。
■■
────────────────────────────────────────
●「“手段”と“目的”の混同。“目先”と“未来”の両立。そんな言葉が今、私の頭の中に湧き
上がってきました」・・・・とても誠実なコメントをいただいた、首都圏地区の福祉経営者
(A理事長)との意見交換。
●「生産性向上」「業務効率化」をテーマとする中、とある想いから「スターバックス再
生物語」の抜粋文をご紹介させていただいた訳ですが、
●今日はこの流れの最後の抜粋として、スターバックスの創業者、ハワード・シュルツ氏
が当時の経営陣に対して送った社内向けのアラームメッセージ(と言いながら、結果的に
誰かから漏れてしまい、ネット上で公開され全米の方が読むことになってしまったメッセ
ージ)を皆様に是非、共有させていただきたく思います。
●一つのドキュメントとしては勿論、是非、「生産性向上」「業務効率化」という今回の
テーマに引き付けてご一読下さいませ(施設経営のその他の要素にも共通する、とても示
唆深い内容かと思いますので)。メッセージのタイトルは「スターバックスのコモディテ
ィ化(≒日用品化≒“スタバ体験”の消滅」です。
●「過去10年間、成長と拡大と発展を実現して、1,000軒に満たなかった店舗を13,000
軒へと増やす過程で、わたしたちは多くの決定を下してきた。しかし、それらはいま思え
ば、スターバックス体験の質を低下させ、ブランドをコモディティ化してしまった」
●「そうした決定の多くは、おそらく当時は正しいものだったのだろう。また、それ自体
が体験の質の低下を招いたわけではない。しかし、残念ながら、それが積み重なって有害
なものになってしまった」
●「自動エスプレッソマシンを導入したことによって、サービスの迅速性や効率性といっ
た大きな問題は解決された。しかし、ロマンチックで劇場的な要素を失ったという事実を
見過ごしていた」
●「わたしたちは焙煎したてのコーヒーを袋詰めにすることに成功した。しかし、これに
よってなにを失っただろうか。コーヒーの香りだ。コーヒーの香りは、お客様にここがス
ターバックスの店であることを示す最も強力なシグナルだ」
●「新鮮なコーヒー豆を計算スプーンですくい、お客様の前で挽くことをしなくなったた
めに、スターバックスの店舗の伝統と遺産が失われてしまった」
●「規模の効率性を実現するために、店舗デザインを簡素化しなければならなかった。し
かし、その結果、魂を失ってしまった。わたしたちは中核に立ち戻り、真のスターバック
ス体験を提供するために必要な遺産と伝統と情熱を呼び起こさなければならない」
●「スターバックスの成功は当然のものとして与えられたわけではないーわたしは、過去
20年間、そう言い続けた。それがいま実際に証明されている」
●「中核に立ち戻ろう。イノベーションを推し進め、スターバックスをふたたび比類なき
ものにするために必要なことをしよう。パートナーや彼らの家族はわたしたちを頼りにし
ている。わたしたちは彼らに対して大きな責任があるのだ。」・・・・
●・・・・さて、上記抜粋内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?少しで
も心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、”生産性向上“業務効率化”
のみならず様々なものに本内容のエッセンスを重ね合わせ、その上で思考を深めてみてい
ただいても有意義かもしれませんね^^
────────────────────────────────────────
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、午前中は広島市内のホテルにてデスクワーク&打合せ。
午後は広島市内で
“中四国ケアビジネス研究会”
を開催し、
その後、広島市内のクライアントとの打合せ兼会食を終えた後、
明日の仕事場である博多へ入ります。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。