[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2474]

“生産性向上”を進める一方でおさえておくべきポイントかもしれません(3)。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「なんだか凄く気になるデータ・数値だなぁ・・・・・」

そんな感想(危機感?)をふと覚えた次第です。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認くださいませ。

コロナ禍の行動制限、高齢者への虐待リスク高めた 千葉大研究チーム

https://news.yahoo.co.jp/articles/3360908f4460996fec84aeb87517872ddcea5caf

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■“生産性向上”を進める一方でおさえておくべきポイントかもしれません(3)。
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●「“手段”と“目的”の混同。“目先”と“未来”の両立。そんな言葉が今、私の頭の中に湧き
上がってきました」・・・・とても誠実なコメントをいただいた、首都圏地区の福祉経営者
(A理事長)との意見交換。

●「生産性向上」「業務効率化」をテーマとする中、とある想いから「スターバックス再
生物語」の抜粋文をご紹介させていただいた訳ですが、

●今日も昨日に引き続き、同本の中から、「生産性向上」「業務効率化」というテーマに
対する示唆を読み取れるかもしれない内容を抜粋して皆様にご紹介させていただきたいと
思います。それでは以下、ご確認くださいませ。

●「スターバックスが伝統を逸脱し、魔法(マジック)を失っていることを最も象徴的に
示す、最も重大な例は、ブレックファースト・サンドイッチだとわたしは思った。サンド
イッチの販売を始めたのは2003年だった」

●「それから何年も、ベーグル・サンドイッチをはじめ様々なタイプのものを試してきた。
2006年には、ソーセージ、ターキー、ベーコン、ハムエッグなどをイングリッシュマフィ
ンに挟み、温めて提供した」

●「チーズが入っているのがほとんどで、わたしたちはこれをブレックファスト・サンド
イッチと呼んだ。サンドイッチが売れるのはわかっていた。長いあいだ、お客様はわたし
たちの店ライバル店の商品を食べたり、コーヒーだけ買ってよそへ行ったり、朝食がある
店質の劣るコーヒーを買ったりしていたからだ」

●「サンドイッチはニーズを満たした。その結果、売上は伸び、利益は増え、既存店売上
の伸び率も上昇した。しかし、わたしは当初から温かいサンドイッチの販売には抵抗があ
った。改革には賛成だったが、お客様がスターバックスへサンドイッチを求めてやって来
るとは思わなかったのだ」

●「しかし、おいしくてボリュームがあるブレックスファスト・サンドイッチは、多くの
お客様に好まれた。忠実なファンもたくさんいた。ファンが増えれば、バリスタがオーブ
ンでサンドイッチを温めることも多くなる。すると、サンドイッチの中身がオーブンの中
に落ちて焼け、においを発する」

●「店舗内には、濃厚で力強いコーヒーの香りがあるとはいえ、モントレージャック、モ
ッツァレラ、とりわけ強烈なチェダーといったチーズの焦げたにおいにはかなわない。チ
ーズのにおいがわたしたちの物語を台無しにしてしまったのだ。焦げたチーズのどこに魔
法があるというのか」

●「(中略)ある日、シアトルのスターバックスの店に足を踏み入れて愕然とした。ここ
でもまた、店全体にチーズの匂いが漂っていたのだ。店長と話をした」

●「しかし、彼女は私の懸念を理解できないまま、こう言った。「わたしたちの店では、
既に今週のサンドイッチの売上目標を大きく上回っています」。暗い気持ちで店を出た。
次はなんだろう。ハッシュドポテトか?(以上、同本p54より抜粋)」・・・・

●・・・・さて、上記抜粋内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?「その
改善・工夫は、本当は誰のため?」少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、
時間を取り、自社の現場に引き付けて思考を深めてみていただいても有意義かもしれませ
んね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は広島市内のホテルにてデスクワーク&打合せ。

午後は広島市内で

“中四国ケアビジネス研究会”

を開催し、

その後、広島市内のクライアントとの打合せ兼会食を終えた後、

明日の仕事場である博多へ入ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。