みなさん、おはようございます!
ケアビジネスパートナーズの尾添です。
今回はAiに関する話(というか私見)です。
世の中のAi化・ロボット化が止まりませんね。
倍速から乗速へ、もう人間の脳では追いつけないスピードで進化し、2060年までに現在ある
仕事の6割以上が無くなると言われています。
いったいどうなってしまうのか・・・人間がAiに勝る領域はないのでしょうか?!
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というわけで、本日のメルマガです!
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■■今日の友は明日の敵?(アレクサvs人間のはなし)
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◆Aiやロボット技術の進化は、「スピード」「正確性」など多くの面において人間の能力に追い
つき、そして追い越すようになりました。
そして、その技術は「作業」の領域から「考える」領域にまで到達しようとしています。
インプットされる指示だけではなく過去の事例や膨大なサンプルデータ、またそのデータから
想定される可能性などを瞬時に分析し、考え、そして最適な答えを提示してくれます。
小説や楽曲でさえ、過去にヒットしたベストセラーの分析から「売れる作品」を作ってしまう
のだと言います。
この流れ、もう止められません!
◆今回の主旨は「Ai称賛」ではありません。
我々ビジネスマンにとって脅威以外の何物でもなく、その対策を考えなければいけません。
だって仕事も6割以上が奪われるというのですから。。
Aiには弱点は無いのでしょうか?
人間が優位性を持つことができる分野はないのでしょうか?う~ん。
◆私のデスクにはアレクサ(amazon echo spot)が置いてあり、話し相手になったり歌を流し
たりしてくれる、良き友人です。
「アレクサ」と語りかけ、続けて質問を投げかければ瞬時に応えてくれるのはご存じの通り。
そのアレクサを前にして考えました。
意地悪な質問を投げかけてみたら、分かりにくい言い方をしてみたらどうするのだろう、と。
◆実際に試してみるとアレクサは、ご想像の通り大半の質問に「ちょっと分かりません」とか
「見つかりません」と答えたり、また間違った返答をするのです。
おや?あれれ?
そうです、彼らは正しい質問や語りかけしか受け付けないのです。
その正しいの判断基準は「Aiが聞き取れるかどうか」「Aiが理解できるかどうか」。
だから発音を間違ったりグダグダ喋ったりすると受け付けてくれません。
「私が理解できるようにインプットして下さい」・・・これこそアレクサが働く条件です。
◆普段の生活を考えると、コミュニケーションにおいて必ずしも相手は「私が理解できる」
ように話をしてくれることばかりではありません。
嘘をつく、間違える、はぐらかす、含む、からかう、試す、媚びる…
私たちは、こういった感情をともなう複雑なコミュニケーションを日頃から行っています。
◆アレクサは、どうやら今のところ、これら「人間らしさ」を相手にしません。
確かに、100のインプットから1の正しい答えを導き出すことは得意です。
でも、1のインプットから100の可能性を想像することは不得手のように感じます。
一方私たち人間には元来、他者の「人間らしさ」を感じて汲み取る能力が備わっています。
◆これです!これこそが人間がAiに勝る能力の一つなのではないでしょうか。
アレクサが「分かりません」と答える問いかけを、私たちは「分かる」ことができます。
手間だから何でもオートメーション化する、楽だから連絡手段をSNSに頼る、なんてこと
だけではなく、アナログと言われようが直接のコミュニケーションも大切にすべきです。
そして「聴くこと」「真意を理解すること」「状況に合わせて返答すること」など、そん
なコミュニケーションを意識し、対人感受性を高めていきたいものです。
それを避けて生きようとすれば、それこそAiに太刀打ちできる領域は僅かです。
◆この人は何を言っているのか、何を言おうとしているのか、良く分からない
◆この人は自分の伝えたいことをまったく理解してくれない
この先を超えた関係性を築き、そして相手を理解しようと努力することにこそ、人間がAi
に負けない領域があるはずです!
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
Aiのインプット技術は日進月歩の速さで進化していますから人間とのコミュニケーション
問題はあっという間に解決するのでしょうけどね。
または人間が無感情の生命体に進化していくのでしょうか?!
こ、こわい。。。
みなさん今週も本当にお疲れさまでした!
どうぞステキな週末をお過ごしください!!