[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2319]

とてもビジョナリーな話を伺いました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

規制改革推進会議は27日、

“規制改革推進に関する答申(案)~コロナ後に向けた成長の「起動」~”

をまとめ、公表したようですね。

介護の人員基準緩和についても触れられています。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/committee/220527/220527general_01.pdf

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■とてもビジョナリーな話を伺いました。
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●先日、長年のお付き合いである関西地区の某社会福祉法人経営幹部(A部長)の方と意
見交換させていただいた時の事。「素晴らしい。流石A部長ならではの視点だな」と感じ
ると共に、「この視点は本当に重要だよな」とあらためて感じる話を伺う機会ありました。

●A部長の法人では毎年新卒採用を行っているのですが、来年度の新卒採用枠10名の内、
なんと既に7名の内定が現時点で決まっているとのこと。また、その内、福祉系学校の卒
業見込者が3名で、残り4名は地元の国公立大学の卒業見込み者である、とのことでした。
A部長の言葉を続けます。

●「「“福祉”の世界に関心を持ってくれている若い人が本当に増えてきているなぁ」・・・・
長い間、新卒採用活動を行っていますが最近、特に強く感じます。今までとは比較になら
ないぐらいの勢い・流れを感じます」

●「勿論、対人接客サービス業に進みたい、と思っていた学生がコロナ禍の影響で選択肢
が狭まってしまっている、という外部環境要因ことも確かにあるかもしれません。実際、
飲食業や小売業で新卒採用を見合わせているところも多いと思いますしね。でも、それだ
けではない“何か”を感じます」

●「恐らくコロナ禍を経験する中、“対人サービス業の本質”を学生自らがあらためて見つ
め直すと共に、「何故、対人サービスの中でも“無くなる仕事”と“無くならない仕事”があ
るのか?」ということを根本的に考えることが増えてきたのかもしれない。そんな風に感
じています」

●「私は若い世代には是非、“福祉”の仕事に一度は携わってほしい、と思っています。日
本が超高齢社会になり、世界的にSDGs等が標榜される中、これからの時代を担う若者が
福祉の現場に携わることで得られる“経験価値”は間違いなく、これからの日本、いや、世
界に必要になるエッセンスだと思っています」

●「誤解を恐れずに申し上げるなら、一生ずっと福祉の仕事を続けてもらわなくても全然
構いません。10年でも5年でもいいからとにかく福祉の仕事に携わり、そこでいろんなも
のを肌で感じ取り、一般ビジネスの世界に転じたとしても、福祉の仕事で得たそのエッセ
ンスを活かして未来を切り拓いていってほしい。そんな風に思っています」

●「私の周りにも、海外人財に関心を持つ法人はたくさん存在しています。勿論、一つの
選択肢としてそのこと自体を否定する気は毛頭ありませんし、うちの法人だって将来的に
はその選択肢を視野に入れることだってあるかもしれません」

●「でも、“人材確保”という観点だけではなくより大きく“日本の未来”を見据えた場合、
その前、我々福祉事業者としてやるべきこと・使命があるんじゃないだろうか?そもそも、
このような時代だからこそ、我々福祉事業者の視座をもっと高めていく必要があるんじゃ
ないだろうか?多くの若者と接する中で最近、特にそんなことを強く感じています」・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?少しでも心
に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、上記A部長の考えに対して自分な
りの考察を整理してみていただいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝一番は東京都心でデスクワーク&打合せ。

午後は同じく東京都心でリアルミーティングを行い、

終了後、明日の仕事場である愛知・三河地区へ再び向かいます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。