おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
「現在の問題の核心は、高齢者施設などで感染が広がり
重症者が増えていること」
「ワクチン接種の加速化やクラスター発生時の支援など、今
の核心の高齢者施設に力を集中すべき」
・・・・
24日に開催された参議院・予算委員会での、
尾身茂氏(新型コロナ対策分科会長)の言葉だそうです。
介護施設ではまだまだ緊張状態が続くところもあろうかとは
存じます。
皆様の日々の頑張りにあらためて敬意を表させていただくと
共に、
くれぐれも、本当にくれぐれもお気を付けくださいますように。
※上記言葉の引用元記事はこちら
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https://www.joint-kaigo.com/articles/2022-02-24-2.html
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■“現場起点の経営づくり”具体的なヒントになるかもしれません(その1)。
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。話のテー
マが“現場起点の経営づくり”に移る中、話の流れからふと、私がとある本を読んだ際に大
きな“気付き”を得て抜粋していたワードファイルを共有させていただいたところ、
●「経営の姿勢としてとっても参考になりました。特にこの“経営戦略会議”は自社でも採
り入れることを具体的に検討してみたいと思います」と、とても嬉しい言葉をいただく機
会がありました。ちなみに私が読み、A社長にご紹介させていただいた“とある本”のタイト
ルとは、「現場論~非凡な現場をつくる論理と実践」。
●この本、調べたところ約7年ほど前にも本メルマガでご紹介させていただいたことがあ
ったのですが、A社長同様、少なからず何らかの“気付き”をあらためて感じていただける
方が中にはいらっしゃるかもしれない?という想いのもと、
●本日は是非、「現場論~非凡な現場をつくる論理と実践」の中から私が“気付き”を得た
部分を皆様にも共有させていただきたいと思います。以下、ご一読下さいませ(かなりの
長文になりますので、今日を含めて3回に分けてご紹介させていただきます)。
●「「ヤマト運輸のすごいところはどこだと思いますか?」みなさんはそう聞かれたら、
どう答えるでしょうか?「指定した日時に、きちんと荷物を届けてくれる」「電話1本で、
再配達してくれて、とても便利」そう答える人も多いかもしれません」
●「しかし、この大競争時代にそれだけのサービスでは、年間16億7000万個もの荷物を
扱えません(2013年度の「宅急便」の取り扱い個数)。ましてや、宅配業界で市場シェ
アトップであり続けることなど不可能でしょう」
●「私が同社で最もすごいと思う点は、「現場の声(VOG=Voice of “Gemba”)」を新た
な商品やサービスに転換し、新たな需要を掘り起こし、それを基幹事業に育て上げていくこ
とです。まずはそこから解説したいと思います」
●「昔も今も、“お客さまの声(VOC=Voice of Customer)”に基づいた商品やサービス
開発は数多くあります。それを実現するのはもちろん重要ですが、ヤマト運輸はもう一段
階、先を行っています。それは、お客さまも気づいていない“新たな需要”を具現化するこ
とです」
●「ユニークなサービスを“お客さんの要望や苦情”になる前の時点で、集配現場で働く人
たちの“気づき”を基に事業化し、かつそれを基幹事業に育て上げているのです。私はそれ
を“VOC”に対して、“現場の声(VOG=Voice of “Gemba”)”と名づけました」
●「お客さまの生の声はバラつきも多く、事業化を考えるうえでは玉石混淆です。それに
比べて、“VOG”は経験豊富な現場の人たちが、ふるいにかけて精査した情報なので、事業
化できる可能性もより一層高くなります。私が“VOC”より“VOG”に需要創造力として大き
な可能性を感じる理由もそこにあります」・・・・
●・・・・さて、上記1回目の内容、皆様はどのようにお感じいただけましたでしょうか?明日
は上記“VOG”により生まれた具体的なサービスについて、2つの事例のうちの1つ目をご紹介
させていただきたく思います。
●「“VOC(顧客の声)”に第一線で接し続けている現場メンバーの意見“VOG”こそ、“宝の
山”なのかもしれない」・・・・少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を
取り、自社になぞらえて考えてみていただいても面白いかもしれませんね^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、午前中に2件、新千歳空港にて打合せを行った後、
お昼前の便で羽田空港へフライト。
15時半からのクライアントの打合せ@さいたま市内に臨みます。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。