[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2052]

皆様なら3つの内、どのパターンの回答をされますでしょうか?

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

厚生労働省は19日、

介護施設等で事故が発生した際の報告書について、

統一様式を公表したようですね。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/2021-03-24-2.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■皆様なら3つの内、どのパターンの回答をされますでしょうか?
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●先日、東海地区の介護経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。話のテーマ
が“自信”に移る中、ふと、数年前に行った研修での一コマを思い出し、その内容をお伝え
させていただいたところ、「この話、うちの会社の朝礼でも使わせていただいて宜しいでし
ょうか?」という、とても嬉しいコメントをいただく機会がありました。

●この内容、ひょっとすると本メルマガにお付き合いいただいている皆様の中にも何らか
の“気付き”や“ヒント”を感じていただける方がいらっしゃるかもしれない?という想いの
もと、

●本日は是非、A社長にお伝えさせていただいた話の抜粋を皆様にも共有させていただき
たく思います。今から10年以上前、とある若手メンバー(20代~30代中盤)15名に向け
た研修を行っていた時の一コマから、「自信って何だろう?」というテーマについてです。

●「今まで自分がやったことがない仕事が目の前にあって、上司、もしくは、クライアント
から、「お前にこの仕事を任せようと思う。自信はあるか?」と聞かれた時に、皆様なら何
とお答えになりますでしょうか?」この質問を、集まった15人に投げかけたところ、

●即答で「自信、あります」と、答えた人が3名。また、「やったことがない事なので、自
信はありません」という、或る意味、とても正直な答を出した人も3名。そして残り9名は、
全く同じ、次のような答を出しました。

●「やったことがないので、自信があるか、と言われれば、正直、自信はない、というか、
分からないです。でも、出来る限り、頑張ってみます」・・・・皆さんはこれらの答について、
どのようにお感じになりましたでしょうか?

●私は、「自信はないけど、とりあえず、やってみる」という意見が最大多数であることに、
勿論、十分理解出来る話ではあるものの、何となく「勿体ないなぁ」「ちょっと視点を変え
てみればいいのになぁ」という感覚を覚えていました。

●そんな気持ちを抱きつつ、次に私は、「自信がある」と答えた人たち3名に再度、ちょっ
と意地悪な質問を投げかけました「どうしてやったことがないことに対して自信がある、と
答えられるの?」すると、3人の内、2人は、“気概”“心意気”というような趣旨の回答をして
くれました。

●若手らしい、ガッツ溢れる意見だなぁ、と好感を持って聞いていましたが、でも、正直な
ところ、それだけでは、ビジネスマンとして物足りないかもしれません。そんな中、最後の
1人だけは私の質問に対し、こんなふうに答えてくれました。

●「結果だけのことを考えれば、正直、僕も分かりません。でも、最後まで喰らいついて、
絶対にあきらめず、何が何でも、結果が出るところまで努力を継続し、やりきることに対す
る自信はあります。だから、自信がある、と答えました」・・・・

●・・・・さて、上記内容(各々の発言含め)、皆様はどのようお感じになられましたでしょう
か?少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、一度、思考を深め
てみていただいたり、或いは自社の朝礼や何かの集まりで皆様の考えを付け加えていただき
ながら聞いてみていただいりしてみても面白いかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は大阪府下某市にて、

某社会福祉法人の施設長と意見交換を実施。

その後、午後は兵庫・尼崎へ移動し、

新たな社福の設立に向けた会議に顔を出し、

その後、ユニークな取組を行っている介護職の方との
面談を経て、

夜は懇親会に臨みます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。