[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1831]

「確かにその視点は一理あるよなぁ」と思いました。~システム会社様との会話から~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「毎月一定の回数に限り、実際にサービスを提供した
時間の報酬より2区分上位の報酬を算定できる」

・・・・

今月1日から導入した通所介護の支援策についての
Q&Aが公表されたようですね。

関心をお持ちの皆様は下記をご確認下さいませ。

https://www.wam.go.jp/gyoseiShiryou-files/documents/2020/0616092127218/ksvol.847.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■「確かにその視点は一理あるよなぁ」と思いました。~システム会社様との会話から~
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●先日、介護ソフトを始めとする様々なシステムの開発を行っている企業の経営者(A社
長)と意見交換させていただいた時の事。100%鵜呑みに出来る話かどうかは別にして^^、
「でも、確かにその視点は一理あるよなぁ」と感じる話をお聞きする機会がありました。A
社長の話を要約すると、次の通りです。

●「“生産性向上”をテーマに介護事業者様を始めとして様々な企業の経営者や現場の方と
お話しする機会が多い中、“このソフトのパッケージはうちの会社の業務プロセスに合致し
ていないので、カスタマイズしてくれないか”という依頼を受けることがよくある」

●「勿論、クライアントニーズであるため、何とか前向きに考えてみようと思うことが殆
どなのだが、中には“でも、そのカスタマイズって、本当に生産性向上につながるのかな”
と感じざるを得ないケースも実は案外多い気がする」

●「手前味噌な言い方かもしれないが、我々も研究に研究を重ね、発売後にも様々なユーザ
ーからの要望(やクレーム)をいただき改善・ブラッシュアップを続けてきた結果として、
今のソフトに至っている。口幅ったい言い方かもしれないが、その意味では“生産性向上”と
いう点においてはかなり研ぎ澄まされてきているものもある、と自負している」

●「そんな中、“自社のやり方にシステムを合わせる”ということと、“システムに合うよう、
自社の業務プロセスを変更してみる”ことと、どちらが生産性向上につながるのか?決して
“我田引水”或いは“システムを触るのが面倒”という次元の話ではなく、純粋にクライアント
ニーズの達成を考えた場合、実は後者である場合が圧倒的に多い。数多くのケーススタディ
を積み、それだけ研ぎ澄ましてきた、という自負もあるのかもしれないが)」・・・・

●・・・・さて、A社長の言葉、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?「生産性向
上を考えるなら、先ずは“自我流”から疑わなければならない」少しでも心に引っ掛かりを感
じていただけた方は一度、時間を取り、あらためてその視点で自社の業務プロセスを見つめ
直してみても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、都心でデスクワーク&打合せが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。