おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。
「待機者が50人以上いる特養は全体の66.0%、150人以上は23.3%。
1施設あたりの待機者は平均で117.3人」
「“1年前の2016年10月と比較して待機者が減った”と答えた施設が
全体の48%。
主な理由は、“他施設との競合が激化したため(42.5%)”、“要介護2以下
が入所要件から外れたため(37.5%)“と続いている」
・・・・・・
昨年の10月から11月にかけてインターネットで行われた、
福祉医療機構(WAM)による調査結果だそうです。
特に特養を経営されている方は、認識しておいた方が
よい数値かもしれませんね。
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点───────────────────────────────────
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■■“何を目指すのか”に加えてもう一つ、大切なこと。
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●昨日もご紹介させていただいた、東海地区の介護経営者(A社長)との職員育成に関する
意見交換。“如何に組織としての一体感を醸成していくか”に話が及び、経営理念がテーマ
にあがった際、議論の流れからふと、ある想いが頭をよぎり、その内容をお伝えさせていた
だいたところ、
●「そこは本当に重要ですよね」「というか、それがないと言葉に魂が入らないですよね」
という、とても嬉しいフィードバックをいただくことが出来ました。
●この話、本メルマガをお読みの皆様にも何らかの“気付き”をお伝えできるかもしれな
い?という想いのもと、今日は是非、A社長にお伝えさせていただいた内容の概要を皆様に
もご紹介させていただきたく思います。「経営理念に魂を吹き込むために」というテーマに
ついてです。
●「“何を目指すのか”という理念は勿論大事。でも、もう一つ、大事なことは“何故、そ
れを目指すのか”だ。そこに人々の心が結集する“拠り所”が生まれる」・・・・今から10年
以上前、尊敬する先輩経営者(B社長)から教わった言葉です。B社長の話を続けます。
●「勝機を見つけるセンスに長けた人間であれば、“何を目指すのか”について、人や社会
の共感を得るものを掲げることは恐らくできるだろう。これはこれで非常に重要な能力だ
が、でも、そこに“何故、それを目指すのか”換言すれば“お前(原田)やお前達の会社がそ
れをやらなければならない必然性があるのか”を自身で問い続け、そこに“真”を見出す事が
出来れば、その会社の発展は更に加速する。だから、その理念を掲げる“理由”“根拠”をしっ
かり考えろ。そして、その上でそれを“言語化”して発信していくんだ」・・・・
●上記内容は「動機善なりや、私心なかりしか」という京セラの創業者、稲森和夫氏の有名
な言葉にも通じるかもしれません(恐れ多いですが^^)。さて、皆様はどのように思われま
したでしょうか?昨日同様、新年度が開始されるこのタイミングだからこそ、敢えて自身に
問いかけてみても悪くないテーマかもしれませんね(昨日同様、私自身もあらためて問いかけ
ます^^)。
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日も、東京都心で打合せ&デスクワークが続きます。
皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。