[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1205]

非常に実直、かつ、シャープなご感想をいただきました^^

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

「JR今津駅に介護事業所 中津 ケアマネ常駐」

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とても興味深い取り組みですね。

関心をお持ちになられた方は是非、下記を
ご確認下さいませ。

http://www.yomiuri.co.jp/local/oita/news/20180328-OYTNT50109.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■非常に実直、かつ、シャープなご感想をいただきました^^
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●「人件費率を(他社と比べても)少々高めの比率に戦略的に設定する事で、“質が高い事
業所づくり”“入居率の向上”そして“離職コストの低減”を実現しようと考えた東海地区・
A社長の話(“離職コスト低減”は結果論だったそうですが^^)。一昨日、この事例をお読み
いただいた首都圏地区の介護経営者で、ケアビジネス研究会の会員でもあるC理事長から非常
に示唆深く、ポイントを突いた感想をいただきました。

●今日は是非、皆様にもC理事長からいただいた感想の内容を共有させていただきたく思
います。同じ立場の経営者の方が何を、どのように感じられたのか?是非、ご確認下さいま
せ(以降、いただいた感想コメントから抜粋紹介させていただきます)。

●「先日(上記内容)のメルマガ、まさに我が意を得たりの思いで拝読いたしました。とい
うのも、私もかつて、運営基準ぎりぎりの人数で現場が想像以上に疲弊してしまう経験があ
り、当時は本当にひどい目にあいました」

●「その反省も踏まえ、思い切ってかなり余裕のある人員配置に改めたところ、スタッフの
仕事ぶりに余裕が生まれ、余裕がなければ生まれなかったであろう創意工夫がどんどん出
てきて現場が好循環しました。想定はしていましたが、その効果は自分の想像以上でした」
(中略)

●「それと同時に、うちの現場の課題として気付いたこともあります。それは、このA社
長は、改善のきっかけとして、“現場リーダーの方々と経営の観点から共に議論をした”事
と、“現場リーダーの意見を踏まえてとりあえず半年間人員を増員した上でモニタリングを
した”という事です。このプロセスを踏まないと、現場は増員した人員配置をやがて“当た
り前のこと”と捉えてしまいますよね。まさに今うちの現場がそのような状況にあるのかな
…と思いました」

●「今、うちの現場では、余裕ある人員配置ですから、当然、人件費は圧迫されています。
それなのに最近、「もう少し増員してくれないと事故が起こります。起こってからでは遅い
ですよ」なんて声が現場から上がるようになってしまいました」

●「どんな点が危ないのか、よく観察してみると、余裕ある人員配置ゆえに、スタッフの緊
張感が以前よりも低くなってしまったがために、その隙をついて事故につながるようなヒ
ヤリハット報告が何件かあることがわかりました。これでは本末転倒というかなんという
か…(苦笑)」

●「A社長と違い、私はどうもこのような調子でスマートな経営には程遠いですが、とりあ
えず、経営の方向性としては間違っていないかな…と安心した次第です。職場環境の改善に
は、独りよがりで取り組むのではなく、現場リーダーとの議論が必要ですね。今後の取り組
みに活かしたい視点を教えていただきありがとうございます。取り急ぎ御礼まで」・・・・

●さて、上記A理事長の視点、皆様はどうお感じになりましたでしょうか? A理事長がそ
うして下さったように「うちの事業所の場合は、、、」と引きつけて考えてみていただければ、
より深い理解・より深い示唆がそこから生まれてくるかもしれません。少しでも関心をお持
ちいただけた皆様は同様の視点での考察を試みていただいてもいいかもしれませんね。
A理事長、ありがとうございました!

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都心でデスクワーク&打合せが
続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。