[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1068]

雑感~数多くの介護事業者と接する中で最近、特に感じる事~

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

昨日もお伝えした、

一昨日の介護給付費分科会。

“質の評価・自立支援に向けた事業者への
インセンティブ”

“介護人材確保対策”

等に関する議論が行われたようです。

関心をお持ちの方は、こちらをご確認下さい。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000175125.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■雑感~数多くの介護事業者と接する中で最近、特に感じる事~。
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●ここ1~2年、意識的に数多くの介護経営者様との個別・或いは少人数での意見交換を増
やしてきている私ですが、そのような機会を重ねる中、最近、ある想いがジワジワと湧きあ
がってきています。それは、「“新しいアイデア・事業モデルを生み出す”ことより、“生み
出されたアイデア・事業モデルを運営し、研ぎ澄まし、更にいいものに磨き上げていく”―
介護事業者にはそのような強みを持つ方の方が多いのではないだろうか」というもの。

●「介護保険だけに依存しない、新たな事業を起ち上げたいと思っているのですが、なかな
かいいアイデアが浮かばなくて、、、」自嘲気味にそのような言葉をうかがうことが多い私
ですが、そんな折、私は次のようなコメントをさせていただくことが良くあります「なるほ
ど。では、“アイデアを生み出す”努力を行うのではなく、“アイデアは外部から仕入れ、その
アイデアを研ぎ澄ます”ことに特化してみては如何でしょう?その方が自社の“強み”が活かせ
るのではないでしょうか?」

●例えば、誰もが名前を知っているような日本の大企業。彼らの多くは自社で新たな技術・
商品・事業モデルを開発することもあれば、優れた技術・商品・事業モデルを保有する個人
や中小企業からノウハウを買い(或いは会社ごと買収し)(或いは特許使用料を支払い)、
そのノウハウを活用して収益をあげる、という方法を採る場合も多々あります。

●「成功する新たなや技術や商品、事業モデルなどはそう簡単に生み出せる訳ではないし、
開発リスクも高い。ならば既に出来上がった(or出来上がりつつある)技術・商品・事業モ
デルを他社から調達し、ビジネスに勝利する方がよほど効率的なのではないか」事業者の特
性・強み(・弱み)によっては、そのような視点・スタンスに立った方が“未来が拓ける”
なんてこともあるのではないでしょうか?

●勿論、自ら技術・商品・事業モデルを生み出す事が得意な方は逆に“技術・商品・事業開
発機能”に特化し、運営は他社に任せる、という発想もあるかもしれません。いずれにせよ、
各法人には各法人なりの“強み”が必ず存在しています。昨日の話題にも関連しますが、大
きな経営資源を有さない中小事業者は特に自社の“強み”を研ぎ澄まし、エッジを効かせた
事業経営を行う事が鉄則です。例えばそんな視点で自社の今後を考えてみたり、全国の情報
を調査・精査してみては如何でしょう?ひょっとすると自社のブレイクスルーにつながる
新たな“気付き”がそこから生まれるかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も東京都心で終日、打合せ&デスクワーク
が続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。