おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
昨日のポカリスウェットCMに引き続き、
もう一つ、最近、見ると元気が出る(私見)CMをご紹介
します。
ご存知の方も多いかも知れませんが、
こちらです。
↓
https://www.persol-group.co.jp/special/iconicworkers/index.html
86歳の、しかもこんなに雰囲気のあるモデルさんって、・・・・・・^^
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点───────────────────────────────────
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■■この発想から何を“感じ”、何を“学ぶ”か(その2)。
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●昨日ご紹介させていただいた、「ローン返済額保証」というコンセプト。これはビジネス
の世界において、“リスクリバーサル”といわれている考え方です。文字通り、“リスク”を
“リバーサル(反転、逆転)”させるもので、「サービス提供を行う際、顧客側が被るかもし
れないリスクをサービス提供側が引き受けることで、購買に関する顧客の物理的・心理的ハ
ードルを引き下げる」というアイデア。特に、値段が高い、や、サービス内容が今一つ見え
づらい、等、購買に当たってのハードルが高いサービスを提供する際に有効なコンセプトだ
と言われており、これにより顧客は安心してサービスを享受することが出来る、という訳で
す。
●ちなみに過去、私自身、このコンセプトを経営者(介護以外)の方に何度かお伝えしてお
ススメした経験があるのですが、「アイデアとしては面白いけど、リスクをまるまる自社で
抱え込むなんて、そんな危険なこと出来ないよ」という類の反応をされる方が概ね8割程度。
(あくまでも私個人の経験から感じる感覚値です)
●気持ちはよく分かる一方、その反応を逆手に取れば、それは「貴方は、自分自身ですら負い
たくないと思うようなリスクを顧客に被せて販売しているのですか?」という“矛盾”の裏返し、
と言っても過言ではないかもしれません(極論を承知で申し上げています)。当然ですが、“矛盾”
を抱えたままでサービス提供など長続きするはずもありません。何故なら、顧客はそういうこ
とに限って(?)直ぐに“察知”するものだからです(よね?)。
●他方、全く別の視点の話。「こうすれば売れますよ」的な、経験上、ノウハウ・テクニカルな視
点で語られることも多いこの“リスクリバーサル”ですが、私はこれはそんな低次元の話ではなく、
(顧客サービスに対する)法人の“志”“哲学”の表れだ、と理解しています。換言すれば、「必ず顧
客に喜んでいただくサービスを提供する!」という信念やプライド、そして、「当社のサービスを
活用していただければ絶対にご満足いただける」という自信の表れこそが“リスクリバーサル”とい
うコンセプトの源泉ではないか、と感じる次第です(なので、“リスクリバーサルを付ければ売れま
すよ”というような表面的な話は嫌いです^^)。
●今後、多くの介護事業者が保険外サービス等、様々な商品開発を推進される中、ひょっとすると
「とっても価値があるサービスなのに、購入に至るまでの間に何らかのハードルがあり、なかなか
事業に結びつきづらい」という経験をされる方もいらっしゃるかもしれません。そんな時には是非、
「どう売るか」から頭を発展させて「何が顧客にとってハードルになっているのか」「そのハード
ルをどうすれば除去できるのか」を深く、冷静に見つめ、自社のサービスに対する“志”“哲学”を思
い出しながら、「大切な顧客を護るために、自身・自社として何が出来るか」について突き詰めて
いただきたいと思います。そして、そんな中、自社の想い・哲学・自信(誇り)の体現の一つとし
てこの“リスクリバーサル”という考え方を検討してみても面白いかも知れませんね^^
(ちなみに私もセミナー講師初心者の頃や高額セミナーを開催していた頃はこの発想を何度も活用
したことを思い出しました^^)
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は実家の関係でプライベートタイム。
合間にチョコチョコ仕事をしながら、久々に
親族との時間を過ごし、
(ゆっくりできるかどうかは?ですが^^)
夜は仕事関係の会食です。
皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。