[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1378]

「時間資源を意識した経営」その具体例とは。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「平成 30 年度介護報酬改定の影響に関する
アンケート調査の結果について」

・・・・

福祉医療機構のリサーチ資料です。

ご関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

http://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/181105_No005.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

────────────────────────────────────────
■■
■■「時間資源を意識した経営」その具体例とは。
■■
────────────────────────────────────────

●「“Time is Money(時は金なり)”ではなく、“Time is Life(時は命なり)”」という独特
の表現のもと、“時間”という第5の経営資源を重視された経営を行っていらっしゃるA社長。
昨日のメルマガでは、

●「「もし“時間”を最重要資源だと捉えるならば、うちの会社はどのように変わるだろう?
(or変えるべきだろう?)」そんな事を自問自答しつつ、ジックリ考えてみても悪くないかも
知れませんね」という言葉で締めさせていただきましたが、

●その後、幾人かの読者様より、「具体的に、A社長はどのような経営をされているのです
か?」というご質問をいただく機会がありました。この質問に対してご回答をさせていただ
くにあたり、

●ひょっとすると他のメルマガ読者の皆様にも何らかの気付き・示唆をご提供出来るかも
しれない?という想いのもと、本日はずいぶん以前にうかがったA社長の経営スタンスに
関する話の一端を是非、皆様にも共有させていただきたく思います。以下、A社長からう
かがった内容の抜粋です。

●「“時間”を重視しつつ、会社を成長させていこうと考えた場合、私自身も含めたうちの
社員の貴重な時間を“どの領域・業務に費やして(振り分けて)いくか”がとても重要にな
ってきますよね」

●「そんな中、私が常に意識しているのは、“企業経営における重要度の高さ”と“社員の
得意さ(或いは好きさ・関心の高さ)”が掛け算された領域に集中する、という視点です。
言葉で表現すると今一つピンときづらいかもしれませんが、座標軸をイメージしていただ
ければ分かりやすくなるのではないでしょうか」

●「特に経営として生産性を高める為のポイントは、後者の“社員の得意さ(或いは好きさ・
関心の高さ)”という視点だと思います。誰だって得意なこと・好きなこと・関心が高いこ
とには自然にのめり込んでいきますし、更に追求しようとしますよね。こちらが鼓舞しなく
ても勝手に頑張ってくれるし(笑)」

●「換言すれば、上記以外の領域は極力、アウトソース含めて外部の方々の力をお借りする
ことを意識していますし、その場合も「(法人・個人を問わず)どの方々と組めば最も効果
性が高まるか」を徹底的に吟味します。以前は“個人的な知り合いだから”等、安易な、と
言うと若干言い過ぎかもしれませんが、そのような理由だけでお付き合いする相手を選ん
でいた時代も正直、ありました」

●「が、ある時、“本気で成長を目指すならそんな安直な意思決定をすべきではない。経営
として最大効果を上げることのみに焦点をあてて考えろ”と先輩経営者に注意されたこと
があり、確かにそうだ、と考えて以降、意識してスタンスを変えるようにしました。それ以
来、明らかに経営全体が変わった実感がありますね」・・・・

●他にも様々な視点の話がありましたが、ご紹介はここまでとさせていただきたく思いま
す。さて、上記A社長の言葉、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?少し
でも心に引っ掛かりを感じていただけた方は、一度、時間を取り、何か自社に取り込めるよ
うな視点がないか、ジックリ考えてみても悪くないかも知れませんね。

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、広島市内にて

“中四国ケアビジネス研究会”

を開催。

終了後、明日の仕事場所である姫路(兵庫県)へ
移動します。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。