[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1299]

同業界の興味深い取り組みを共有させていただきます~頭の体操として~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

先週の土曜日、兼ねてより気になっていた

“父方実家のお墓参り(徳島県)”

“母方実家のお浜倍り(兵庫県)”

“実家(兵庫県)の両親との会食”

それに加えて

“観光(今回は鳴門の渦潮観光)”

“ご当地料理堪能(今回は徳島名物たらいうどん&阿波尾鶏と加古川名物カツ飯)”

を東京からの日帰りで行う、

という強行日帰り旅行を家族3人で実施してきました^^

ご先祖様からもパワーをいただき、

精神的にもリフレッシュし、

エネルギーも満タン!です。

このような時間も、意識して定期的につくることが大切だよなぁ、

とあらためて感じた週末でした^^

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■同業界の興味深い取り組みを共有させていただきます〜頭の体操として〜
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●先日、近畿地区の介護経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。流れの中で
とある旅館の話題が上がり、“ここ、一度、行ってみたいですよね”という話で盛り上がり
ました^^その旅館とは、福井県小浜市にある“藤家”。介護事業者が起ち上げた、要介護者
等の受け入れか可能な“健康体感旅館”だそうです」

https://fujiya248.com/

●私自身、オープン情報は昨年から既にキャッチしており、「新規事業としても非常に興味
深い取り組みだな」と感じておりました。と、いうことで、今日は是非、同社の取り組みに
ついて皆様にもご紹介させていただきたく思います。

●昨年、同旅館の取り組みについて紹介させていただいた記事がありましたので、そちらの
内容をご紹介させていただきますね「宿泊施設で要介護者支援 ふらむはぁと、来春開業」
というタイトルの記事です(以下、同記事より抜粋。参照元URLは文末に記載)。

●「訪問看護や通所介護を手掛ける、ふらむはぁとリハビリねっと(福井県小浜市)は2018
年3月、要介護状態の高齢者の自立支援を促す宿泊施設を開業する。プランには農作業や工芸
など健康体験や地元の高齢者との交流も組み込む。看護師や管理栄養士の資格を持つ社員を活
用し、京都、大阪など大都市圏からの家族旅行で5年以内に年間1000人の利用を見込む」

●「小浜市郊外の旅館だった2階建て延べ床面積約700平方メートルの建物を借り、段差解消な
どの工事を施す。改装費は約2000万円。客室は5部屋で、計20〜30人程度が宿泊できるように
する。施設の前に、野菜や花などを栽培する畑を設ける」

●「2泊3日を基本にした体験プログラムを計画する。畑での農作業のほか、陶芸やだるまの絵付
けなどの工芸体験、近くの寺社巡りといったメニューを検討中だ。料理は福井の魚や野菜を使っ
た健康志向のメニューを提供する」

●「同社グループの医療法人が運営するクリニックと連携し、健康状態や体力に応じた体験にして
もらう。料金は2泊3日で2万5000〜3万円程度。関西や首都圏を中心とした集客を見込む。施設は
JR小浜線の小浜駅から車で15分程度。京都市内から車を使うと、約2時間で着く」

●「1年目で300人の宿泊客、2500万円の売り上げを目指す。5年以内に宿泊客1000人以上、売り
上げ8000万円以上に引き上げる。安倍浩之社長は“運動や栄養、休養のバランスがとれるプログラム
を通じて、要介護者らの自立を支援する”考えだ」

●「施設の前での農作業は小浜市内の高齢者らが中心となる。日数や作業内容に応じた謝礼を支給す
る予定で、40〜60人程度の参加者を募る。地元の介護予防にも役立てる狙いがある。収穫した農産物
は同社が運営する福祉施設で活用するほか、外販も検討する」

●「同社は2003年、小浜市内の病院に勤務していた理学療法士の安倍氏が設立した。小浜市や京都府
綾部市などに拠点を持ち訪問看護、通所介護、居宅介護支援といった事業を手掛け、17年3月期の売上
高は約4億7000万円」

●「約130人の従業員のうち、23人の看護師や12人の管理栄養士・調理師など専門知識を持つ人が多い。
宿泊施設の運営に加え、自治体からのリハビリ支援などの事業を拡大、19年3月期は売上高7億円突破を
目指す」・・・・

※参照元記事のURLはこちら

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO23892810U7A121C1LB0000/

●さて、上記記事内容、皆様はどのように感じられましたでしょうか?少しでも興味・関心をお持ちいた
だけた方は、一度、時間を取って「ここから何か面白そうなアイデアが生まれないか?」と考えを膨らま
せてみても面白いかもしれません。

●「自社でも同様のことが出来ないか?」「自社で行わずとも、例えば、地域の旅館と連携して何かWIN-
WINをつくれないか?」「旅館に限らず、高齢者を新たに顧客にしたいと考えている地域事業は何かない
か?そこから何か自社ビジネスと掛け算出来ないか?」等々、一つの頭の体操の題材として、自由に考えて
みても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都心で打合せ及び、

ケアビジネス研究会の月次コンテンツ

“介護行政・市場ニュース”

“科学的介護経営実践講座”

の撮影を行います。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。