[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1076]

“○○ホテル流”人財採用・育成の公式。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

徘徊している認知症の高齢者が鉄道などの事故に
遭い、

家族らが高額な損害賠償を求められるケースに備え、

神奈川県大和市は最大で

“3億円”

まで支払われる民間保険に公費で加入するようですね。

非常に興味深い取り組みだと思います。

詳細をお知りになりたい方は、

こちらをご確認下さいませ。

http://www.city.yamato.lg.jp/web/content/000129387.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
■■
■■“○○ホテル流”人財採用・育成の公式。
■■
────────────────────────────────────────

●先日、首都圏地区の介護経営者(A社長)と人財育成をテーマに意見交換させていただい
た折、ふとあることを思い出し、その内容をご紹介させていただいたところ、「うちもしっ
かりと考えてみます」という、とても前向きな言葉をいただきました。今日は、その際にお
伝えさせていただいた内容を皆様にもご紹介させていただきたく思います。リッツ・カール
トンホテルにおける“人財採用・育成の公式”についてです。

●2009年8月12日、リッツ・カールトンホテル東京が出来た事を記念して、同ホテルの
社員教育部門の最高教育責任者、ダイアナ・オレック氏が来日され、セミナーが開催されま
した(当時、私もそこに参加しました)。そこでは様々、サービスを“科学”するリッツ・
カールトンホテルの人財哲学や具体的なプロセスを学ばせていただいたのですが、その中
でも特に印象に残ったのが今回ご紹介させていただく「(T+F)×I=G」という公式です。

●「T」とは「Tallent」=「才能」。「F」とは「Fit」=配置・フィット。「I」とは「Investment」
=投資。そして最後の「G」は「Growth」=「成長」。上記公式を日本語に直すと、「(才能
(T)+配置・フィット(F))×投資(I)=成長(G)。「才能のある人財を見極め、採用し、
その才能が活かされる最適配置を行い、更に育成投資を行えば、人は成長する」。当時、こ
の公式を初めて耳にした私は、「人財に対する考え方・哲学が非常に明確に確立されている」
と同時に、「この事を愚直に続けてきたからこそ、今のリッツ・カールトンホテルがあるん
だな」と言う事にあらためて大きな気付きを得た次第です。

●さて、この話、ひるがえって考えた場合、皆様の会社ではどのような「人財公式」がおあ
りでしょうか?或いはリッツ・カールトンホテルの公式を自社に当てはめた場合、何か気付
きが生まれませんでしょうか?勿論、法人や経営者の個性により、様々な公式があっていい
のかもしれませんが、少しでも心に引っ掛かりを感じられた方は一度、自社のあり方をあら
ためて思考するきっかけとして、少し時間を取って考える時間を取ってみてもいいかもしれ
ませんね^^

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、兵庫県内にて打合せが続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。