[ケアビジネスSHINKA論 Vol.990]

「凡事」を如何に徹底させるか~ある企業の取り組みに学ぶ~

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

来月の5月2日より、

(消臭力で知られる)エステー株式会社が、

“介護家庭用 消臭力”

等の3製品を新発売するそうですね。

こういうリリースを見る度に、

“マーケット”

としての介護業界のポテンシャルの大きさを
あらためて実感します。

我々介護業界に身を置く立場としては、

このような取り組みをポジティブに受け止め、

より良い商品開発につなげていただくべく、

“現場の声”をどんどん上げていく必要が
ありますね。

そんな視点から見ると、

介護現場や高齢者の生活に精通している
介護事業者の

“社会的役割”

は本当に大きいのだろうな、

とあらためて認識を強めた一時でした^^

※参照元のURLはこちら

http://www.st-c.co.jp/release/2017/20170420_003971.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■「凡事」を如何に徹底させるか~ある企業の取り組みに学ぶ~
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●様々な企業や経営者の取り組みを読んだり調べたりすることを(仕事というより)ライフワークにしている私ですが、今現在も、以前より「なんて凄い方なんだ」と勝手に尊敬・注目していた(株)日本レーザー代表取締役・近藤宣之社長の本「ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み」や記事を読んでいます。その中で、非常に僭越ながら「全く同感」、だけど、「ここまで仕組みにしている企業は少ないだろうな」と思える内容に出会いました。是非、皆様にも共有したく、本日のメルマガでご紹介させていただきます。「対人対応力は“素質”“性格”ではなく“能力”である」という内容についてです。

●「対人対応力は“素質”“性格”ではなく“能力”である」-日本レーザーではこの考え方に則り、“対人対応能力”に対して手当を出しているそうです。新入社員は最低ランクの月額4000円。そこから笑顔、返事、挨拶、姿勢などを評価して、何と、最高で月額2万円もの手当を支給しているとの事でした(勿論、各々、或る程度の標準ラインが定められた上での事だと思いますが)。

●「笑顔が大事」「挨拶が大事」どの会社でも当たり前に言われていることですし、これら“凡事”と言われる類のものがどれだけ徹底されているかによって、他社との大きな違い・差別化が生まれてくることも、経営者の方ならよくご存知かと思います。しかし、「笑顔で接しよう」「挨拶をしよう」と“声掛け(=意識付け)”を懸命にやっている会社でも、それを徹底・浸透させるための“仕組み”にまで落とし込めている会社は、それほど多くは無いのではないでしょうか(或る意味、“意識付け”と“仕組み”は、車の両輪、と言ってもいいかもしれません)。

●さて、皆様はこの内容から何を感じ取られますでしょうか?一度、自社に置き変えて考えてみても面白いかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は都心で打合せ。

午後は、今週のメインの仕事場、

北海道へ移動です。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。