[ケアビジネスSHINKA論 Vol.986]

「求職者に自社の現状を説明しても興味を持ってもらえない」と悩まれている経営者の皆様へ。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

“ご高齢者の方々を楽しませるために集まった
ガールズグループがある“

皆さんご存知でしたか?

グループの名称は

“やどぶた”。

・・・・・・

“その名も”という枕詞が使えない名前ですよね
(苦笑)。

メンバーは小中学生で構成され、

介護施設のみでボランティアミニライブを実施
しているそうです。

現在は東京23区を中心とした動きだそうですが、

順次、全国各地で“ご当地やどぶた”を作る事も
視野に入れているとのこと。

ご関心をお持ちの方は是非、記憶に留め置き下さい
ませ^^

※情報元の記事はこちら

http://www.sankeibiz.jp/business/news/170419/prl1704191003016-n1.htm

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■「求職者に自社の現状を説明しても興味を持ってもらえない」と悩まれている経営者の
■■皆様へ。
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●先日、東海地区の介護経営者と人財確保について意見交換を行っていた際、以前に本で読んだ、とある有名企業のエピソードを思い出し、ご紹介させていただいたところ、「なるほど、、、とても勉強になります。しかし、あんな企業でもそんな次元から始まったんですね。何だか安心しました^^」という、とても前向きな(?)反応をいただきました。このエピソード、皆様の中にも参考にしていただける方がいらっしゃるかも?との想いから、本日のメルマガでご紹介させていただきます。「会社の現状をどれだけ語ったとしても人が集まってくれない」という悩みを抱えていた(株)星野リゾート 星野佳路社長のエピソードです。

●星野社長が4代目としてトップに就任した当初、星野リゾートは現在のような姿ではなく、軽井沢の老舗温泉旅館を細々と経営する小さな企業でした。「経営改革を進めていきたいけれども、今のような地方の弱小企業では優秀な人財を集めることが出来ない」合同就職説明会に足を運ぶたびに忸怩たる想いを抱えていた星野社長は、その悔しさから、あるアイデアを思いつかれたそうです。

●「そうだ。会社の現状をどれだけ語ったとしても魅力を感じてもらえないならば、会社の将来についての話をしてみてはどうだろうか。今は残念ながら、こういう状態だ。しかし、目指す将来像に向かって最短距離で進んでいく。その話を伝えれば、少なくとも今よりは関心を持ってもらえるのではないか」

●そう思いついた星野社長が定めたのが、今では大変有名になった、「リゾート運営の達人」という経営ビジョンだったそうです(あんな優秀な企業でも、「人財確保の必要性から経営ビジョンを定めた」という過去をお持ちだなんて、何だか面白いですね^^)

●新卒採用、中途採用に関わらず、求職者にとって「現在」と「未来」の両方が大事であることは間違いのない事実です。たとえ「現在」が今一つな状態だったとしても、ワクワクする「未来(ビジョン)」を経営者が描いており、その「未来(ビジョン)」を熱く、かつ、冷静に語ることが出来ていれば、「よし、未来にかけてみるか」「3年後、5年後より、10年後に楽しみがある方を選択したい」と感じて就職を意思決定してくれる人財が出てくる可能性も十分あるのではないでしょうか。

●さて、上記視点を参考にした場合、皆様の会社の「採用戦略」は如何でしょうか?関心をお持ちいただいた方は上記エッセンスを取り込み、あらためて打ち出す内容・打ち出し方について検討を加えてみても面白いかも知れませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は都心で終日、デスクワーク&打合せです。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。