[ケアビジネスSHINKA論 Vol.964]

業績がいい会社には“理由”がありますね。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

処遇改善加算のQ&A、ようやく出ましたね。

ご関心をお持ちの皆様は、こちらをご確認
下さいませ。

http://www.care-mane.com/pdf/feature/q&a/vol583.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■業績がいい会社には“理由”がありますね。
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●先日、近畿地区の介護経営者様と今後について意見交換を行うべく、事業所(デイサービス)へお邪魔させていただいた時のことです。こちらの法人様、企業規模は決して大きくはなく、現在は1法人1施設にて経営をされているのですが(総合事業開始に伴い、事業を拡大予定)、“中重度者ケア体制加算”“認知症加算”“個別機能訓練加算Ⅰ”“個別機能訓練加算Ⅱ”等、可能な限りの加算は全て取得されていることを始めとして、正に、前回のメルマガでご紹介させていただいた“スモール・ジャイアンツ(=地域共同体への貢献や素晴らしい顧客サービスへの献身、そして、卓越した企業文化の育成と維持への献身を重要と考える企業)”と呼ぶにふさわしい経営を実践されています。

●当然、お客様からも高い評価を得ており、業績も好調な状態を維持されているのですが、上記の加算取得に見る専門性を追求する姿勢を含め、「やはり、それにはそれなりの努力があってこそなのだなぁ」と感じるような取り組みが随所にみられています。中でも「これは凄い取り組みだ」と感じたのは、毎月、経営者からご利用者や担当ケアマネージャーに配布される「お手紙」。

●そのお手紙、何と、1人ひとりのご利用者やケアマネージャーに宛てて毎月、“手書き”で書かれています。しかも、数行、という短いものではなく、量にしてレポート用紙に2枚程度。通常なら効率性を考えて印刷対応してしまうところを「この方がこちらの想いが伝わるし、もし、私がもらう方の立場なら、やっぱり手書きの方が嬉しいですから」とサラッと笑顔でおっしゃるその表情がとても印象的でした(ちなみに定員10名とかではなく、35名のデイサービスです)。

●一つ一つの業務に対して独自の“こだわり”“理念”に基づいた工夫を積み重ねることで、外側から見ているだけでは決して分からない圧倒的な差別化、そして、模倣不可能な状態を形成する。手書きの心のこもった手紙を前に、経営の”原点”とも呼べる部分の重要性をあらためて感じた次第です。

●さて、こちらの法人様の事例、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?少しでも心が動いた方はそのままにせず、「では、うちでは何が出来る?」と考え、是非、何かアクションを起こしてみていただければと思います。新しい“気付き”“学び”が生まれ、社内に新たな好循環が生まれるかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝8時台から東京都心で打合せ。

その後、デスクワークを経て、午後は、

弊社が提携させていただいている専門士業の
皆様との勉強会を行います。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。