[ケアビジネスSHINKA論 Vol.891]

厳しい時にこそ持つべきスタンス。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

既にご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、

“ケアマネジメント費用の一部負担”

について、

どうやら次期法改正では見送られる公算が高まった
ようですね。
(昨日ご紹介した“取りまとめ素案”では、両論併記
の体をとっているようですが)

様々な施策の実施を勘案した上での、総合的な見地に
基づく判断であったであろうことは間違いないでしょ
うが、

この結論、個人的には疑問符でいっぱいです。

本当にそれで良いのだろうか、、、?

さて、本日のメルマガに入らせていただきます^^

今日の視点──────────────────────────────
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■■厳しい時にこそ持つべきスタンス。
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●先日、介護事業者を一生懸命支援されている士業の先生(会計事務所)と意見交換を行っていた折に、ふと、「あぁ、これ、大事だなぁ」とあらためて感じた事がありました。今日は、その時のお話を皆様に共有させていただきます。

●話のきっかけは、「最近、御社のクライアントの〇〇さん、お顔を拝見しませんね」という何気ない会話。私が行うセミナーによくご参加いただいていた、非常に勉強熱心な方なのですが、ここ最近、お顔を見ていないことにふと気付き、上記のような言葉を口にしたところ、会計事務所の担当者から次のような反応をいただきました。「2015年の報酬改定、及び総合事業の開始によって落ち込んでしまった売上のリカバリーがなかなか出来ておらず、精神的に目の前の事でいっぱいいっぱいになってしまっているのかもしれません」・・・・・・なるほど、と頷きつつも、同時に、私の心の中で、無意識の内にとある言葉が湧き上がってきました。「気持ちは分かる。けど、でも、それって、むしろ、逆なんだよなぁ」、、、

●あくまで私自身の経験則からくる考え方であることをお断りした上で、私は、「厳しい局面にいる時にこそ、経営者は積極的に“外に出て”時間やお金を投資し、学びや気付きを深めることが重要」だと考えています。理由は大きくは2つ。先ず、1つ目は、厳しい局面に直面している時、人は、往々にして、自分が視野が狭い状態に陥っていることに気付かす、そんな状態で独りで悩んでも生産性が高いアイデアを生み出しづらいから、というもの。そういう時こそ外部からの刺激を積極的に受け、頭の中を活性化させるべき、というのが私の考えです。

●2つ目としては、そういう時こそ、“費用対効果”を一気に高めやすい状態にあるから、と言う理由。私事で恐縮ですが、経営的に厳しく、精神的に非常に辛かった当時、私は、文字通り“清水の舞台から飛び降りる”ような覚悟で、1日ウン十万円とする高額勉強会に参加した事があります(キャッシュがなかったので、クレジットカードのローン機能を使って参加しました)。その時の自分の頭の中は、「何が何でもこの投資を取り返してやる(しかも短期で)」という気迫だけ。講師の方から可能な限りの全てを吸収するために開場開始の30分前から一番で入場できるように並び、最前列の真ん中の席を陣取り、講師の顔を睨み(?)つけ、文字通り、講師の方の一挙主一投足全てから“必死”でヒントを得ようとしていたことを昨日のように思い出します。その結果、講師の先生のふとした言葉からとあるアイデアを思いつき、帰ってすぐに実践に移し、一ヶ月もしない内にそのアイデアから300万円の利益を上げることに成功(ここで、余裕の投資回収)。以降、そのアイデアにより、数千万円の利益を叩きだし、窮地を脱した事を今でも覚えています。

●大変失礼ながら、ひょっとすると、このメルマガをお読みいただいている経営者の中には、厳しい現状を何とか打破したい、と懸命にもがいている方もいらっしゃるかもしれません。そんな時こそ是非、アグレッシブな思考&オープンマインドで、外に積極的に出ていってみては如何でしょう?「俺、こんな状態で、こんな投資して大丈夫なんだろうか?」そんなプレッシャーを感じた時、“新たなブレイクスルー”の瞬間は、実は、自分のすぐ近くまで来ているのかもしれませんね^^(勿論、投資に値するかどうかを慎重に判断した上でのアクションであることは当然ですが)

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は午前、千葉・大網にてとあるプロジェクト
を開始。

以降、東京へ戻り、デスクワーク&打合せを行います。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。